本作で映画初主演を飾る高橋克実を迎え、直木賞など数々の文学賞を受賞するベストセラー作家・奥田英朗の小説
『向田理髪店』(光文社文庫刊)の映画化。遂に10月7日(金)から福岡+熊本先行公開がスタート、そして10月14日(金)より全国にて公開となる。
そんな公開直前に本作の主題歌『全然 変わらない』を提供し、福岡県を中心に活躍するHKT48のメンバーに向けて
映画『向田理髪店』の試写会が開催された。本作には同じくHTK48から矢吹奈子、運上弘菜も出演している。
鑑賞後に主題歌『全然 変わらない』歌唱メンバーの6人から映画の感想コメントが届いた。
10月9日(福岡)、15日(東京/横浜)には映画の公開記念舞台挨拶も決定。公開直前、盛り上がる映画『向田理髪店』にご期待いただきたい。
<HTK48メンバーからの感想コメント>
◆豊永阿紀
名前の枕詞に「○○さんとこの」とつく土地で育った私には、文字通り隣り合って暮らす人々に嬉しくも苦しくも懐かしさを覚えました。
変わらない町特有の緩やかな時間の中にある、小さなようで大きな物語。
家族への、友人への、隣人への、そして町へのさまざまな形の愛情の詰まった作品でした。
◆秋吉優花
小さな街にありうる偏見や、コミュニティーの狭さが極めて現実的に描かれていると思いました。
そんな街だからこその良さや、温かさもある。
映画を観たあと「あー、ばあちゃんち帰らんとなあ」と思いました。
また、映画館で聴く『全然 変わらない』は格別でした。
どんな風に流れるんだろうと思いながら観ていましたが、映画の世界とマッチしていてとても嬉しかったです。
◆市村愛里
地元を愛し、地元で互いに助け合って懸命に生きていこうとする人々の様にとても感動しました。
個人的に好きだったのは、とあるシーンの高橋克実さんの歩き方…!クスっときて笑ってしまいました(笑)とてもおすすめポイントです。
エンドロールと主題歌の相性もバッチリなので、ぜひ最後までご覧下さい!
◆堺 萌香
最後のシーンでは物語の中での出来事、ひとりひとりの表情、全てが頭の中に浮かんできて、自分の中の本当の思い出のように感じました。
エンドロールに撮影地である大牟田のみなさんの名前も載っていて、一緒に作り上げたものなんだ、というのも伝わってきてまた感動しましたし、エンドロール込みで映画だなと改めて感じました。
見終わったあと、すごく心が温かくなる映画でした。
家族だったり、友だちだったり、時にはぶつかったり、すれ違ったりすこともあるけど、心の温もりは人対人でしか感じられない、人の温かさを感じてとても感動しました。
劇中に出てくる映画のシーンが好きで、映画の中で映画を観るという不思議な感覚を味わえて面白かったです。
◆外薗葉月
「全然 変わらない」を歌っている時、変わることができない2人のもどかしさや、この気持ちが変わることができたらどんなに楽だろうというような寂しさや虚しさを抱えながら歌っていましたが、この作品を鑑賞し、街を愛し、若者に街の美しさを伝えていく素晴らしさ、街が変わらない事の幸せだったり、変わらない事で自分が落ち着く事ができたりそういう意味も込められてるんだと気付きました。
こんなにも素敵な作品に起用していただき改めてとても光栄に思います。