公開から約半世紀経った現在でも多くのファンを魅了する映画に新たな息吹を吹き込み、2020年に朗読劇として誕生した新生『ハロルドとモード』。9月29日(木)よりEXシアター六本木にて、黒柳徹子×佐藤勝利(Sexy Zone)、さらには北乃きい、林田一高、近藤芳正、常盤貴子という豪華キャストでの上演がスタートする。
公開前日には報道陣向けにゲネプロが公開され、自分らしく生きる破天荒な79歳の女性・モード(黒柳徹子)と愛に飢えた少年・ハロルド(佐藤勝利)のラブストーリーで会場を笑いと涙で包んだ。
『ハロルドとモード』は、自分らしく生きる破天荒な79歳の女性・モード(黒柳徹子)と、狂言自殺を繰り返し愛に飢えた19歳の少年・ハロルド(佐藤勝利)の一風変わったラブストーリー。2人の共通の趣味は“赤の他人のお葬式への参列”というブラックユーモアたっぷりのストーリーで届けられる。
赤の他人の葬式で何度か顔を合わせるうちに仲が深まるハロルドとモード。次第にハロルドは、その破天荒なモードの生き様に惹かれていく。モードから発せられる所有の概念や美の概念、物は流れるという儚さ。そんな人生観に関する金言の数々、そして戦争を跨いだ生死感。佐藤勝利のフレッシュで鬼気迫る演技と、黒柳徹子のどっしりと重厚な演技が濃密な空間を創造していく。会話劇で紡がれる舞台は終盤に大きく加速し、フィナーレには涙を誘われる者も少なくないという、おしゃれで贅沢な心震える空間が広がっていた。