広瀬アリス「よく働いた一年」を経て仕事観に変化

映画・舞台 公開日:2022/10/04 19
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類い稀な潜入スキル、極秘情報ネットワークへのアクセス能力、秘めた高い身体能力などを駆使して、人知れず弱きものを救う“影の軍団”として暗躍する秘書たちを描いた人気ドラマ『七人の秘書』が、『七人の秘書 THE MOVIE』として映画化。

同作で“天真爛漫末っ子秘書”照井七菜を演じる広瀬アリスは、役柄に「まっすぐすぎるところがあるんですが、どこか憎めない」と愛情をにじませる。ドラマから一年空いての撮影も、“秘書たち”の再会は学生時代の夏休み明けのように自然だったと振り返った。




“しっかりものの長女”を自称しながら、“ドジっ子の末っ子”を魅力たっぷりに演じる広瀬に、本作の見どころや撮影時の思い出、現在の仕事観などを聞いた。

“七人の秘書”再集結 「集まった瞬間から楽しかった」


──久しぶりのキャスト集結かと思いますが、今作で“秘書たち”と再会した時はどんなお気持ちでしたか。


私、こう見えて人見知りなんです。久々にお会いする人たちにも緊張してしまうタイプなので「どうしよう、大丈夫かな」とも思っていたんですが、実際には夏休み明けに「やっほー」と会うくらいの感覚でした(笑)。撮影は一年ぶりでしたが、一年に感じさせないくらいドラマと同じ空気が流れていて、集まった瞬間から楽しかったですね。


──『七人の秘書』のキャストはどんな雰囲気ですか?


きゃっきゃしてます(笑)。みんな仲が良いんです。シム(ウンギョン)ちゃんは同い年なので特に親近感があります。独特な空気を持っているんです。すごく私のことをイジるくせに私が「やっほー」って言うと(よそよそしく)「あ、どうも」って(笑)。音楽の趣味も結構合うし、女子ならではの美容の話だったり。盛り上がっています。


──女優さんが多い現場だと、やはり美容の話になるんですね。


美容の話はとても多いですね。菜々緒さんがすごく詳しいんです。それから室井滋さんは干し芋もをよく差し入れてくださるんですが、干し芋ダイエットにいいので、みんなで「干し芋ちょうだい!」と言っているのも楽しいです(笑)。


──今作で演じる照井七菜を、広瀬さんはどんな役だと感じていますか。


七菜ちゃんは末っ子感があります。ドジっ子なところも表現したいと思っているんですが、やりすぎるとちょっと嫌な感じに見えてしまうところもある、紙一重なキャラクターかなとも感じるので、そこのバランスは考えました。素直すぎるというか、まっすぐすぎるところがあって、でもどこか憎めないんです。作品の中では一番お節介だと思いますし、すぐに首を突っ込んで問題を持ってきちゃうところは、「なんだこいつ」と思われたかったりもします(笑)。


──広瀬さんご自身とは違いますか?


全く違います。私は長女なので、やっぱりしっかりしていますから(笑)。


“よく働いた”一年 今は「自分の時間も大事にしたい」


──撮影は一年空いたということですが、広瀬さんに一年でなにか変化はありましたか。


よく働きました。駆け抜けてきました。夏にお休みをいただいて、今はまた仕事をしていますけど、とにかくよく働いた一年でした。泥臭い働き方が自分には合うんです。それでもやっぱりバランスがすごく大事だなと今は思います。前は私、家のことを何もできなかったんです。やっている暇が本当になかった。洗濯もできない、掃除もできない、料理もできないという状況だったので、今は働きつつ、自分の時間も大事にしたいなと思っています。


──現在は、バランスよくお仕事をされているんですね。


そうですね。来年の大河ドラマに向けてまでは少し落ち着いているので、今はとりあえず、今までやれなかったことをやろうかなと思っています。この一年に限らず、20歳くらいからほとんど休まずに年がら年中働いてきたので、プライベートの時間を充実させたり、趣味を見つけたりしようかなって。


──たとえばどんな趣味を?


地味かもしれませんが、漢方を始めたり。疲れ果てると記憶が飛んじゃうから、今までって何も継続できなかったんです。漢方を始めるとか、毎日洗濯するとか、小さいことから「これだけは毎日やろう」と継続することを目標にして日々生きています。


──漫画をよく読まれるイメージがあります。


そうですね。漫画も相変わらず好きですが、やっとまた読む時間が取れるようになりました。最近だと『降り積もれ孤独な死よ』という3巻まで出ているサスペンス漫画がすごく面白いです。続きが気になります。

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