神山智洋 PARCO劇場で『幽霊はここにいる』主演、メンバーからは「えー!」「いいなー」

映画・舞台 公開日:2022/09/15 2
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ジャニーズWEST神山智洋がPARCO劇場に初登場。劇場にゆかりのある不世出の作家・安部公房作品が43年ぶりに上演される。




12月8日から26日まで東京・PARCO劇場にて、2023年1月11日から16日まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて、ジャニーズWESTの神山智洋主演舞台パルコ・プロデュース2022『幽霊はここにいる』の上演が決定した。


作家として芥川賞をはじめ数多くの賞を受賞し、劇作家としても多数の作品を発表した昭和を代表する作家・劇作家・安部公房。演劇集団「安部公房スタジオ」を立ち上げ、自身で作・演出を手掛けるほか、俳優の育成など演劇活動にも積極的に取り組んでいたことも有名。PARCO劇場(当時の名称は西武劇場)では、1973年のオープニング記念公演『愛の眼鏡は色ガラス』をはじめ、安部公房の作・演出作を数多く上演してきた。そしてこの度、43年ぶりに安部公房作品を上演するた。


シュールでナンセンス、だけどどこか夢夢しい。音楽劇であって音楽劇でない「死者」と「生者」のカーニバル。演目は『幽霊はここにいる』。1958年に千田是也演出、田中邦衛主演で俳優座劇場で初演、1958年度岸田演劇賞を受賞し、翻訳版がヨーロッパなど世界各国でも上演され、国内でも度々上演されている傑作戯曲だ。


「前衛的」「不条理」「超現実的」といった言葉で表現される安部公房らしいナンセンスに満ちた喜劇的作品であり、コーラスなど音楽的要素もを効果的に取り入れたエンターテインメント要素の強い作品でもある。この作品に挑むのは、PARCO劇場初登場となる文学座の若手で注目の演出家、稲葉賀恵。翻訳古典劇から日本の近現代劇まで様々な戯曲と真摯に向き合い、その丁寧な演出で高い評価を得ている気鋭の稲葉が、PARCO劇場で新たな歴史を刻む。


いつも幽霊を連れている不思議な主人公・深川役にPARCO劇場初登場のジャニーズWESTの神山智洋。本作の主人公で、幽霊を連れており会話ができるという謎の男・深川啓介を演じるのは、ジャニーズWESTとしての活動に加えて舞台にも定期的に出演し、昨年は『LUNGS』で二人芝居に挑み高い評価を得た神山智洋。演出の稲葉と同じく、本作でPARCO劇場に初登場となる。


戦後の混乱がまだ残る日本のとある町で、深川と出会った男が思いついた怪しげな珍商売「死人の写真 高価買います」。当初は全く相手にされなかったこの珍商売が、町全体を巻き込んだ大事業に発展していき……死がかつてない身近さと、実感のなさを伴うようになった現代で、人は「死」とどうやって向き合い生き続けていくのか。実体の見えないものでさえ商品になり得るいま、この現代にも通じる物語を、稲葉×神山のタッグがどのように描くのか、期待が高まる。


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