松下洸平「気配のなさをやめられない」撮影現場で置いてけぼり

映画・舞台 公開日:2022/08/04 46
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映画『アイ・アム まきもと』完成報告会が4日、都内にて開催。阿部サダヲ宇崎竜童松下洸平、水田伸生監督が登壇した。


同作は、小さな市役所の“おみおくり係”として働く、ちょっと頑固で迷惑な主人公・牧本の無垢だけどちょっと迷惑な気持ちがもたらす奇跡をユーモラスに描く“迷惑系ヒューマンストーリー”。牧本を阿部、牧本の近所で身寄りなく亡くなってしまったかに見えた男・蕪木孝一郎を宇崎、ルールを守らない牧本の自分勝手な迷惑に翻弄される刑事・神代亨を松下が演じる。



松下演じる神代は、たびたび牧本に説教を浴びせる役どころ。松下は「僕自身もこの映画、一足先に拝見したんですけれども『僕、あんなに怒ってたんだな』と思って(笑)」と苦笑した。


水田監督については「作品でご出演したのは今作が初めてなんですけれども、初めてお会いしたのは僕が出演していた舞台の楽屋」と告白。「僕を見るなりお声を掛けていただいて。それまで面識はなかったんですけれども、僕はもちろん水田監督のことは一方的に存じ上げていましたけれども。劇場の裏で話をしたのをよく覚えていて」と出会いを振り返った。


さらに「それから何度か僕の芝居を見に来てくださっていて、いつかご一緒できるように僕も頑張らなきゃなと思っていたところで、こうして声を掛けてくださったので、すごくうれしかったです」と喜びを噛み締め、「ずっと僕は『水田監督とご一緒したい』と周りのスタッフさんとかにも言っていたので、『口にするのって大事だな』と思いました」と語った。


そんな松下について、初共演の阿部は「舞台のように動き回っていました。『どこまで行くんだろうこの人』って」と撮影現場の様子を明かす。「軽やかなんですよね、怒り方も」と笑顔を見せた。


その後キャスト陣は、牧本にちなみ「迷惑をかけているとわかりつつ、日頃やめられないこと」というテーマでトークを展開。松下は「僕もそうしたくてしているわけではないんですけど」と前置きした上で、今作の撮影現場で起きた、メイク場所から撮影場所まで車で移動する際のエピソードを披露した。


松下は「僕は着替えもメイクも終わって、待ってたんです。そしたらゾロゾロとキャストの方とかスタッフの方々がお車に乗って現場に向かわれていて。僕はずっと呼んでいただけるのを別室でずっと待っていたんです」と状況を説明。


続けて「気付いたらスタンバイ場所がすごい静かなんです。『あれ』と思って皆さんが乗っていた車の方まで行ったら、車がなかったんです。僕だけが現場に残ってしまって。初日からちょっとだけ皆さんをお待たせするっていう...」と声を掛けられるのを待っている内に、移動車に置いていかれてしまったことを打ち明けた。


また「僕これ、何回かやってるんですよ。シーンとしているところで待っちゃう癖があって」と話すと、阿部が「呼ばれないんですか?呼んでくれなかったってこと?」と質問。


松下は「呼ばれなかったですね...」とポツリ。阿部が「それをやめられない?」と尋ねると、松下は「やめられないというか、僕の気配のなさをやめられないというか。本当に気配がないみたいで。誰もいなくって。スタンバイ場所に残っていたスタッフさんに『なにやってるんですか!』って言われて、『待ってたんですけど...』って言ったら『もう皆さん行かれましたよ!』って(笑)。やめたいんですけど、何年かに一回こういうご迷惑をおかけしてしまうので、気をつけたいと思います」と肩を落とした。



阿部が「松下さんのせいじゃなく、スタッフさんのせいじゃないですか?見つけなきゃだめじゃないですか。点呼もとって移動しなきゃいけないし」とフォローすると、松下は「違う違う!たぶん乗っているもんだと思ったんでしょうね」とスタッフは悪くないとしつつ、「僕が皆さんの目の届くところに座っていないといけないんです」と反省していた。


映画『アイ・アム まきもと』は、9月30日(金)より全国の映画館で公開。

配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

©2022 映画『アイ・アム まきもと』製作委員会

※本記事は掲載時点の情報です。

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