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元AKB48横山由依、“リーダー同士”共演のSnow Man岩本照との共通点

映画・舞台 公開日:2022/08/10 1
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グループ卒業後の変化「実は感情が豊かなのかも」

 

──AKB48として長く活動されて、総監督という肩書は横山さんのアイデンティティのひとつになっていたようにも思えます。その後、グループを卒業されたことで総監督の肩書きもなくなり、現在に至るまでで性格や考え方に変化はありましたか。


変化しましたね。「リーダーはこういうものじゃないといけない」ということにとらわれすぎていたと思います。リーダーである前に1人の人間なのに、リーダーが先行してしまっていました。今では「もっと気楽にやればよかったな」と思うこともあります。でもあの当時のもがき苦しんだ経験は、自分にとって何物にも変えがたいので、やれてよかったなとは思っています。でもいっぱいいっぱいでしたね。


──卒業後も様々なお仕事をされていますが、現在は周囲の方との関係性を築く上で、どんなことを意識していますか。


素の自分でいたいなと思います。AKB48にいた頃は、看板があるということを気にしすぎていて、自由ではなかったかなと思うので。今は1人の自分としての責任があるので、何物にも縛られていない状態の自分で、信頼を築いていけたらなと思います。


──自分自身に対して新たに発見した一面などはありますか。


実は感情が豊かなのかも、と思っています。ミュージカルはすごく楽しいんですが、初めてなので緊張してしまったり、できない自分に悔しい思いをしたりして、自分ってすごく“人間”なんだなと思いました。今までは「強くいないといけない」という意識が先行しすぎていて、本当の自分が何を感じているのか、実はわかっていなかったんですよ。「本当はすごく悲しいけど、ここで悲しさを出しちゃダメだから強く言おう」という風に、ちぐはぐになってしまっていて。総監督を引き継いでからは、自分に対してしっかりと向き合えるようになって、今は、それまでズレていた内と外が一致してきたかなと思っています。今後は、実は感情が豊かだというところを含め、もっと解放していきたいなと思います。


──喜んだり、落ち込んだりする感情表現を素直にできるようになったんですね。


そうですね。もう、自分の中にふつふつと湧くような感情に蓋をしなくて良くなったのかなと思います。隠さずに人前で「わー!」となるわけではないですが、自分でそれを認められるかどうか、というところが変わってきました。


──それは女優業をする上で、きっといいことですよね。


はい。今までもすごくたくさん素晴らしい経験をさせてもらってきたし、舞台もいろんな作品に挑戦させてもらって、その都度、得るものがあったり、解放していくものもあったりしたんですが、「横山由依」という1人の人間としては、やっと今スタートに立てているのかなという気がちょっとしています


現在のAKB48への思い「口出しはせずに温かく見守る」

 

──今作の出演が決まって、元メンバーの方から声を掛けられたりすることはありましたか。


後輩の小栗有以ちゃんと仲が良いんです。私がInstagramのストーリーズにこの作品に出ることを載せたら、ゆいゆい(小栗)は「すごい!」と連絡をくれました。川栄李奈ちゃんもずっと仲良しで、舞台をよく見に来てくれているんです。根本宗子さんの『Cape jasmine』という舞台で、少し歌があったんですが、それを見に来てくれた時に「ゆいはんは絶対ミュージカルをやった方がいいよ」と言ってくれて、「私もやりたいと思っているんだよね」という話をしました。だから今回の作品が発表された時はすごく喜んでくれて、「絶対に見に行く!」と言ってくれました。AKB48時代から関わりがある子たちが見てくれているんだなと思うと、より気持ちが引き締まるというか。安心感もありますね。


──横山さんから現総監督の向井地美音さんのことが気になったり、現在のAKB48のメンバーの活躍ぶりを目にしていて感じたりすることはありますか。


気にはなりますけど、彼女もしっかりしているので。美音は美音で、周りのメンバーや仲が良い子たちに救われたりしていると思うので、私は美音から連絡が来ない限りは、口出しはせずに温かく見守るようにしています。それでも、AKB48の活動はやっぱり気になるので、歌番組に出ているのを見たりして「みんなこうして頑張っているんだな」と感じています。でも、卒業してからの方が後輩が「一緒にご飯行きたいです」と言ってくれるようになったんですよ。新たな視点でメンバーと関われると思うし、自分にとってAKB48はずっと大好きなところなので、今までだったらできなかった相談に乗れたり、後輩の話を聞くことによって自分も学ぶことがあったりもします。そういう新しい絆みたいなものが生まれるのはうれしいですね。


──ありがとうございました。最後に今回のミュージカルを楽しみにしている方に向けてメッセージをお願いします。


とにかく本当に素晴らしい作品なので、見ていただくのが楽しみです。見た方は元気になれると思うので、普段いろいろなことがあって疲れたりしている方も、ぜひ劇場に来ていただいて、昨日までとは違う気持ちになったり、少しでも楽しい気分になったりしてもらえるような作品を届けたいと思います。



取材・文・撮影:山田健史

ヘアメイク=熊谷美奈子

スタイリスト=TAKAYUKI HAYASHI


■作品情報

ミュージカル『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』 

公式サイト: https://www.musical-cmiyc2022.jp/

公式Twitter:@musical_cmiyc22


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※本記事は掲載時点の情報です。

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