映画『キングダム2 遥かなる大地へ』完成報告会が14日に都内で開催され、主演を務めた山﨑賢人をはじめ、橋本環奈、清野菜名、岡山天音、三浦貴大、濱津隆之、豊川悦司、大沢たかお、佐藤信介監督が出席した。
本作は、2019年に原泰久の大人気漫画を実写映画化し興収57.3億円突破を記録した映画『キングダム』の3年ぶりとなる続編。隣国・魏との激しい戦いが描かれる「蛇甘(だかん)平原の戦い」のエピソードが実写化されている。
大将軍になることを目指す主人公・信を演じた山﨑は、公開を1か月後に控え作品報告ができることに「本当に幸せです」と笑顔を見せると「パート1から気合を入れて全身全霊で臨んだ作品。たくさんの人に観ていただけたからこそ続編を作ることができました」とファンに感謝を述べる。
さらに山﨑は「今回パート1よりもパワーアップしています」と断言すると「新たなキャストも加わり、決して簡単な撮影ではなかったですが、成長した信を見せるために、現場でもみんなを引っ張るんだという気持ちで臨みました」と主演として強い気持ちと責任感を持って挑んだことを明かす。
パート2では、実写化が不可能と言われた「蛇甘平原の戦い」に挑んだチームキングダム。原作者の原から「なにより蛇甘平原のスケール感に圧倒されました。信が経験する、初めての戦場の迫力、臨場感がそのまま味わえます。そのなかで躍動感に磨きがかかった信のアクションがすごい」とコメントが寄せられると、山﨑は「生みの親である原先生にそういう言葉をいただけると嬉しいですね」と笑顔を見せる。
さらに前作で共に戦った吉沢亮からも「前作にも増してとてつもないスケール感に終始圧倒させられました。特に信の一ミリも妥協のない細胞の一つ一つにまでパワーが宿った動きが、この物語に強い説得力を与えてくれます。やっぱり山﨑賢人がスゲー」とコメントが寄せられると、山﨑は「本当に嬉しいですね。今回はあまり共演するシーンが少なかったのですが、最初の撮影がお亮(吉沢)と環奈ちゃんのシーンから始められたので、『キングダム』が始まったんだと実感できました」と撮影を振り返っていた。
最後に山﨑は「信を演じていると、無限にパワーが溢れてくるような感覚になります。この作品にもそういったパワーに溢れているので、この夏日本中を巻き込んでいきたい」と熱い胸の内を語っていた。