映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』の初日舞台挨拶が11日、都内にて開催。野沢雅子、古川登志夫、神谷浩史、宮野真守、入野自由、児玉徹郎監督が出席した。
同作は、日本を代表する伝説的漫画『DRAGON BALL』の映画最新作。かつて主人公・孫悟空によって壊滅させられたレッドリボン軍の再興を企む新たな敵と、悟空の息子である悟飯、ピッコロらとのかつてない超絶バトルを描く。
今作について野沢は「いつも悟空が主で暴れまくっていたんですけど、今回は悟飯くんが主で、温かくてとてもいい作品になっています。もちろん悟空がやっていても温かいんですけど」とコメント。「ここに来てらっしゃる方が一人5人までお誘いください。最低で5人まで」と観客に呼びかけ、笑いを誘った。
本作はもともと4月22日に公開を予定していたが、第三者による東映アニメーションネットワークへの不正アクセスが発生したため、作品製作が困難となり、公開延期となっていた。ついに迎えた公開初日に、古川は「公開直前にいろいろなことがありました。それでも関係者の皆さんのご尽力、皆さんの熱いご声援のおかげで初日を迎えることができました。本当にうれしく思っております。感謝の言葉しかありません。感無量です」と胸の内を語った。
また入野は「僕としては夢のような気分です。僕自身、ドラゴンボールはずっと大好きで、いつか出たいなと思っていました」とコメント。観客席を見渡し、「子どもの頃、僕もそこに座って映画を見ていた自分がここに立っているなんてのは夢のようで、ものすごく興奮しています」と喜びの大きさを口にした。