元宝塚トップスター 明日海りお&望海風斗 “同期”共演に安心感「音楽学校に戻ったよう」

映画・舞台 公開日:2022/06/09 23
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ミュージカル『ガイズ&ドールズ』の初日囲み取材が9日、東京・帝国劇場にて開催。井上芳雄明日海りお浦井健治望海風斗、演出家のマイケル・アーデンが出席した。


1950年にブロードウェイで初演されると同時に大評判となり、1200回のロングラン公演を記録した同ミュージカル。トニー賞作品賞、主演男優賞、主演女優賞、助演女優賞など8部門9度受賞の栄誉に輝いた傑作を、井上・明日海・浦井・望海というミュージカルファン垂涎の豪華布陣で上演する。


上演を前に井上は「無事、昨日ゲネプロも終わって、あとはお客様を迎えるだけなので楽しみです。この時期に日本で、アメリカの演出家を迎えて新しい『ガイズ&ドールズ』を作れるというのは、すごく貴重な経験だと思いました」とにっこり。「この作品に関われてうれしいなという思いでいっぱいです。早く見てほしい」と口にした。


明日海は「本当に華やかなナンバーとわくわくするようなナンバーがギュッと詰め込まれていて、『この世界観の中に自分も生きているんだ』と思うと、特別な魔法にかかったみたいな幸せ感があります」とコメント。「マイケルを筆頭に、素敵な共演者の皆さんとああでもない、こうでもないと何度も何度も作って壊して積み上げた世界がようやく放たれる、ようやく御覧いただけると思うと本当に楽しみでございます」と微笑んだ。


また望海は「昨日ゲネをさせていただいて、このカンパニーの一員になれていることがすごく幸せなことだと感じました」としみじみ。「この数年、我慢することだったり心痛めるニュースが多い中で、こうして明るい作品をみんなで作ってようやく初日を迎えられるということがどれだけ幸せなことかということを感じました。早くお客様に見ていただきたい気持ちでいっぱいです」と期待に胸を膨らませた。


井上は、明日海と望海について「作品でご一緒するのは初めてなんですけど、僕の妹がお2人の(宝塚歌劇団時代の)同期でもあるので、気持ち的にはずっと妹のような感じでいたんですけど、今回は仕事仲間になってしまった。(自分は)公私ははっきり分けるタイプ」と笑わせつつ、「素晴らしい女優さんになられているんだなと、兄なのか親なのかわからないような気持ちでいます」と親しみを込めた。



宝塚歌劇団時代に明日海は花組トップ、望海は雪組トップの男役として活躍。ステージに立つ上で違いを感じることがあるかと尋ねられた望海は「性別が私たちは変わってしまっている(笑)。本当にささいなことがわからなくなってしまう」と女性としての振る舞いに戸惑いを覚えることもあるのだそう。望海は「宝塚を卒業された方とよく共演されているお二方(井上と浦井)なので、慣れていらっしゃる。そういう意味ではこちらが自然にいられるように空気を作ってくださった」と稽古期間を振り返った。


宝塚歌劇団89期生の同期という明日海と望海。明日海は「自分の中では常に『大丈夫だろうか』『自分らしくいれているだろうか』と、その兼ね合いが難しかった」と吐露。その上で「望海と一緒にいる場面は、意識しすぎず、自然体だけど女性らしくいれているような気がします」と打ち明け、望海は「音楽学校に戻ったような感覚で、懐かしい気持ちでお芝居ができました」と笑顔を見せていた。


ミュージカル『ガイズ&ドールズ』は、6月9日から7月9日の会期で東京・帝国劇場にて、7月16日から29日の会期で福岡・博多座にて上演。

※本記事は掲載時点の情報です。

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