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望月歩「『嵐になれる』と思っていた」アイドルへの憧れと俳優業の魅力

映画・舞台 公開日:2022/06/20 2
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小芝風花が主演し2020年に『妖怪シェアハウス』、2022年に『妖怪シェアハウスー帰ってきたん怪ー』と2シーズン放送された人気ドラマが、『映画 妖怪シェアハウスー白馬の王子様じゃないん怪ー』となってスクリーンに登場。

ユーモラスな妖怪たちと暮らす主人公・澪(小芝)と運命的な出会いを果たす、イギリス育ちの天才数学者で“理想の王子様”AITOを演じるのが、俳優の望月歩だ。


スタッフも含め「珍しいくらい仲が良い」という現場に緊張感を持ちながら臨み、見事に新たなキャラクターをその世界観に調和してみせた彼に、劇中で流行するAI恋人アプリへの関心や作品の魅力、芸能界を志したきっかけなどを語ってもらった。

「世界観に参加できることがとても楽しみでした」


──まずは、今作に出演が決まった時の心境をお聞かせください。


出演することが決まって、ドラマシリーズをすぐに見させていただきました。ポスターのイメージからは意外にも思えるユーモアさ、キャッチーさが魅力的な作品で、この世界観に参加できることがとても楽しみでした。すごく嬉しかったですね。


──個性的な妖怪が多数登場する本作ですが、望月さんはどのような準備をしたのでしょうか。

 

日本の文化に興味があるけど、日本のものをほとんど知らないキャラクターだったので、初めて触れるものに対する新鮮さの表現を大事にしようと思っていました。


──難しい役柄でしたか。

 

そうですね。セリフも多くて大変でした。ただ、今までにないタイプの役だったので、すごくいい経験にもなりました。

 

──今作の台本を読んだ印象はいかがでしたか?


恋を描きつつ、伝えたいメッセージは別にあるところが面白いなと思いました。個人的にすごく好きな展開でしたね。


妖怪との出会いは「ミッキーを見かけたような気持ち」


──2シーズンに渡ってドラマが放送されていた作品に新たに参加する難しさもあったのではないでしょうか。


すごく緊張しました。世界観を壊しちゃいけないと思っていたし、でも自分のキャラはしっかり表現しなくちゃいけないし。でも自分が登場しないシーンで他の皆さんが演じている妖怪を見かけた時に「あ、妖怪がいる」って、ディズニーランドでミッキーを見かけたような気持ちになったんです(笑)。それで緊張感がすごくほぐれました。ポップさとユーモアがすごく近くにあって、物語の中に入った感覚が強かったです。そこからはあまり緊張はしなくなりました。

 

──現場の雰囲気はいかがでしたか?


皆さんすごく優しいし、楽しそうにしているんです。スタッフさんを含めた全員、すごく仲が良いんですが、ここまで仲が良い現場は珍しいくらいでした。最初は温かすぎて違和感があったくらいです。なんか嘘つかれてんじゃないのかな、みたいな(笑)。その撮影が終わった時に「うま!」って、みんなで叫ぶんですよ。「今日の撮影分が埋まりました」って意味なんですけど、最初意味がわからなくて(笑)。でもみんな嬉しそうに喜びを共有して分かち合っているのを見ていて、回数を重ねるごとに自分も言えるようになりました。1日の撮影が終わって「みんなお疲れ様」と言い合えるのが新鮮だけど、すごくやる気が出るんです。楽しかったですね。


──特にどなたとお話することが多かったですか?


小芝さんとは一緒にいる時間が長かったので、たくさんお話しさせていただきました。小芝さんはしっかりされているし、いろいろなことにすごく気を配っていらっしゃるんですけど、お茶目な印象もありました。


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