俳優の玉木宏が主演を務める映画『極主夫道 ザ・シネマ』の公開記念舞台あいさつが4日、都内で行われ、玉木のほか川口春奈、古川雄大、玉城ティナ、松本まりか、安達祐実、くっきー!(野性爆弾)が出席した。
『極主夫道』は、おおのこうすけ氏による同名人気マンガ。数々の伝説を残した最凶の極道“不死身の龍”が、極道から足を洗い、専業主夫として家庭と街を守るために奮闘する姿をコミカルに描く。2020年には日本テレビ系で実写ドラマが放送され、キャスト続投のまま映画版が制作された。
“不死身の龍”を演じた玉木は「連ドラをやっていたとき、終盤みんなで『映画ができたらいいね』となんとなく話していたんです。そこから映画のお話がきたときは、まさかって。また作品を作れるうれしさがありましたね」と喜び。警察官の酒井を演じた古川も「再び『極主夫道』の世界に戻ってくることができて幸せな気持ち」と語った。
本作ではシリーズ初参戦となった松本が、龍に恋する元レディース・虎春を演じた。玉木は松本との共演を振り返り、「広島弁が非常にキュート。映画に華を添えてくれた」と感謝。松本は少し考えて、「いいこと言うじゃのう」と広島弁で返したが「全然ダメですね。広島弁のアドリブが全然きかなくて……」と上手く表現できず、頭をかいた。
舞台あいさつでは「この夏にしたいこと」を1人ずつ発表するトークコーナーが設けられた。玉木は「先月、島根県に住んでいるうちの祖父が101歳になった。ここ数年会えていない。毎年夏に会っていたので、今年の夏こそじいちゃんに会いに行きたいですね」と家族を思った。
古川は「筋トレ」と回答し、「1年半やっているんですが、なかなか成果がでなくて…。本編の玉木さんの体を見て、今年の夏こそ仕上げたい」と意気込み。役作りで体を仕上げた玉木は「ん〜。変わらないってことはやっていないのかも?」と指摘すると、古川は「めちゃくちゃやっているんですよ!でも痩せてしまう」とコメント。玉木は「(筋肉が)つきにくいタイプなのかもしれない。体作るときはいっぱい食べる。消費しているほうが多いのかもしれない」とアドバイスを送っていた。