今までにない永野芽郁『マイ・ブロークン・マリコ』​で表現する衝動と感情

映画・舞台 公開日:2022/05/25 6
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平庫ワカのコミック『マイ・ブロークン・マリコ』が、タナダユキ監督のメガホンで映画化、主演に永野芽郁を迎え、2022年秋に全国公開となる(配給:ハピネットファントム・スタジオ/KADOKAWA)。



原作の『マイ・ブロークン・マリコ』は、2019年に無料WEBコミック誌「COMIC BRIDGE」で連載(全4回)されるやいなや毎話SNSでトレンド入りし、翌年出版された単行本(全1巻)では即重版が決定するなど、爆発的な反響を呼んだ。また、「輝け!ブロスコミックアワード2020」大賞を受賞、「この漫画がすごい!2021年オンナ編」第4位にランクインしたほか、2021年に文化庁が主催するメディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞するなど、ほぼ無名に近い新人作家の初連載作にも関わらず、異例の快挙を成し遂げ話題となった。


「親友の遺骨を持って旅に出る」という今までにない斬新な物語設定と、みる者に投げかける答えの見つからない問いかけが、多くの読者の心に刺さり一瞬にしてその世界に引き込んだ。映画では、タナダ監督の力強さと繊細さを兼ね備えた演出、永野芽郁のこれまでのイメージを大胆に覆す役柄と演技、そして原作の持つ物語の力がひとつになり、人間の儚さと逞しさが、優しく熱をもって描かれる。


鬱屈した日々を送るOL・シイノトモヨ(永野芽郁)は、テレビのニュースで親友・イカガワマリコ(奈緒)が亡くなったことを知る。マリコの魂を救うために、マリコの実家から遺骨を強奪し逃走。マリコの遺骨を抱いて“ふたり”で旅に出ることに。


特報映像では、シイノの思いつめた表情、無謀にもマリコの父親に闘いを挑む必死さ、マリコを想い荒々しく走り続ける姿が映し出される。シイノを演じる永野について「シイノの衝動を、シイノの感情を、無様さを晒せる最高に格好いいシイノという一人の人間のデコボコとした魅力を、余すところなく表現できると感じた」とタナダユキ監督は語ったが、本映像でもそんなシイノの魅力がみる者を突き動かすだろう。これまでのイメージを覆す、今までにない永野芽郁がそこにいる。また、永野が「初めてマリコになった奈緒ちゃんを見て感動しました」と言うように、一瞬の笑顔で心を揺さぶるマリコ。ここから始まるふたりの旅路に思いを馳せたい。シイノの親友マリコを突然失った衝撃、悔しさや怒り、悲しみ、マリコへの強い思いがうごめく、疾走感あふれる仕上がりだ。


【ティザーポスター】

ティザーポスターは2種類。マリコの遺骨を抱いたシイノの表情は、「あんたの遺骨は、あたしが連れてく。」というコピーとともに強い意志を感じさせる。もう1枚は、マリコの実家のベランダから遺骨を抱え飛び降りるシイノの姿を切り取ったものだ。デザインはグラフィックデザイナーの大島依提亜氏が担当した。


【特報】

鬱屈した日々を送るOL・シイノトモヨは、ラーメンを食べながら見ていたテレビのニュースで親友・イカガワマリコが亡くなったことを知る。「その日死んだイカガワマリコという人はあたしのダチだった」。「あんたにはあたしがいたでしょうが!」と叫び、タバコをふかし踏み消し、「離しやがれー!」とマキオ(窪田正孝)を怒鳴りつける、荒々しいシイノの姿が続く。向かった先はマリコの実家だ。マリコを学生時代から虐待し続けた父親(尾美としのり)から遺骨を強奪、包丁を手に「マリコの遺骨はあたしが連れてく!」と言い放ち、ベランダから飛び降りる。裸足で逃走するシイノ、そして嬉しそうに笑うマリコが映し出される。シイノとマリコ、”ふたり“の旅が始まる。


▼特報


【物語】

鬱屈した日々を送るOL・シイノトモヨは、テレビのニュースで親友・イカガワマリコが亡くなったことを知る。学生時代から父親に虐待を受けていたマリコのために何かできることはないか考えたシイノは、マリコの魂を救うために、その遺骨を奪うことを決心する。「刺し違えたってマリコの遺骨はあたしが連れてく!」。マリコの実家から遺骨を強奪、逃走したシイノは、マリコの遺骨を抱いて“ふたり”で旅に出ることに。マリコとの思い出を胸にシイノが向かった先は・・・


■『マイ・ブロークン・マリコ』

2022年秋、全国ロードショー

配給:ハピネットファントム・スタジオ/KADOKAWA

(C)2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会


※本記事は掲載時点の情報です。

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