桜井玲香、乃木坂46結成10周年の節目で初単独主演「気を引き締めなきゃな」

映画・舞台 公開日:2022/05/23 6
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女優の桜井玲香が23日、都内で行われたミュージカル『DOROTHY〜オズの魔法使い〜』(8月20日より東京・日本青年館ホールほかにて上演)の囲み会見に、共演の蒼井翔太 鈴木勝吾、作・演出の田尾下哲氏、作曲・音楽監督の宮川彬良氏とともに出席した。


1900年に児童文学として誕生し、今なお世界中で読み継がれる、ライマン・フランク・ボーム作の童話『オズの魔法使い』。主人公の少女ドロシーが不思議な“オズの王国”で旅をしながら、それぞれに弱さや悩みを抱えたかかし・ブリキ・ライオンといった仲間たちとともに歩み成長していく物語には、子どもだけではなく大人をも魅了し続ける、深く大切なテーマが織り込まれている。本作は、この『オズの魔法使い』の物語をベースした新作ミュージカルとなっている。


主人公のドロシー役を演じる桜井は、初の単独主演となる本作への意気込みを聞かれると「今のこの年齢になってドロシーという役を演じさせていただける機会をもらえたことがすごく光栄ですし、ビジュアル撮影とか恥ずかしいなって照れながら撮ったりもしたんですけど(笑)、世界中で愛されている作品とストーリーで、素晴らしいメッセージがたくさん詰まっている作品だと思いますので、全力でドロシーを演じさせていただけたらなと思っています」と力を込め、鈴木とWキャストでかかし役を演じる蒼井は「ミュージカルはステージの上で表現する人間がたくさんいて、人数がいればいるほど一人ひとりの個性が花のように咲き乱れて、すごく贅沢な時間だなと感じています。日頃、僕はダンサーさんに手助けしていただいたり、バンドのみなさんにも支えていただいたりしておりますが、今回はこれでもかというほど素晴らしいキャストのみなさんが揃っていますので、そのみなさんとどんな物語を作っていけるのか、今の段階で楽しみにしているところです」と期待に胸を躍らせた。


また、すでに宮川氏の作った楽曲で1曲、稽古を行ったという桜井は、感想を求められると「もう…難しすぎてびっくりしました(笑)」と吐露し、難しさのあまり時間がかかってしまい、その日は1曲しか触れられなかったそうだが「その1曲の中にものすごいストーリーが詰め込まれていて、リズムとかもどんどん変わっていくし、焦っている感情はこういう風に表現するんだとか、初めて出会う音ばかりで、正直振り回されたというのが最初の印象でした」と回顧。続けて、桜井は「歌っている中であまりにも感情が揺れ動かされすぎて涙が出るんじゃないかってくらい気持ちが昂るような曲で、すごく大変ですけどやり甲斐もあるし、これがちゃんと形になったらものすごい感動が生まれるんだろうなって思ったので、全力で頑張ります!(笑)」と気合を入れた。


そんな話を聞いた蒼井は、意気込みを聞かれると「玲香さんのお話を聞いていると、自分の中に流れる血の脈拍っていうんですかね。心臓の音だとか、一つひとつの感情がリズムとなって、音楽となってみなさんの耳に、そして目に届くんだろうなと考えたときに、自分の中で純粋な気持ちというか、心を開くということをしておかないと、絶対に宮川さんが手掛けられる楽曲についていけないんだろうなと感じました」と語り、「なので、ちょっとつまずいたら“まだ自分は心を開けてないんだな”と。なので本当に純粋な気持ちで挑みたいなと。小さい頃に戻ったくらいの純粋な心持ちで、空っぽの心でいろんなものを吸収していきたいなと思いました」と力を込めた。


さらに、乃木坂46が結成10周年を迎えた節目の年に、初単独主演と務める心境を聞かれた桜井は「確かにそう言われてみればそうだなと。グループが10周年ということは、私もこの世界に入って10年目の年になるので、そういう区切りの年に、自分は絶対に入らない世界だろうなと思っていたミュージカルの世界で主演をさせていただけるようになっているとは、10年前は思っていなかったので、気を引き締めなきゃなと今、質問をいただいて思いましたね」と答え、後輩たちについては「卒業して時間が経ってやっと客観的に乃木坂46というグループを見られるようになって、改めて“かわいいな”と思いながら見ています(笑)」と頬を緩ませた。


そして、本作の内容にちなみ、もし魔法を使えるならどんな魔法を使ってみたいか質問された桜井は「私は透視する力がほしいです」と答え、何を見たいか追求されると「何をチョイスするか難しいところですが、例えば家を出ました。でも遅刻ギリギリ。“あっ、エアコン消したっけ?”って。それを見られるようになりたいですね」とコメント。これにMCから「最近、そういうアプリもあるので…」と声が飛ぶと、会場は笑いに包まれた。


同じ質問に、蒼井は「いつどんなときも、指を鳴らしたら一発でバッチリメイクができる!また鳴らすとスッピンに戻る」と目を輝かせ、桜井は「最高!」と共感。続けて、蒼井は「でもこれはヘアメイクさんがあってのもので、ヘアメイクさんがいなくなるとちょっと寂しくなっちゃうので、普段メイクに限ります」とスタッフを気遣った。


同会見では、5月16日に28歳の誕生日を迎えた桜井をお祝いする一幕もあり、改めて28歳の抱負を尋ねられた桜井は「今日初めてドロシー(『オズの魔法使い』の原書が出版された日)が17日ということを初めて知って“運命だ!”って思えましたし、28歳になって最初の作品になると思うので、ちゃんと成長した自分をこの作品でお見せできるように頑張りたいと思います」と声を弾ませた。

※本記事は掲載時点の情報です。

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