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日向坂46潮紗理菜、井上小百合&樋口日奈が演じた役柄引継ぎ「キュッと引き締まる思い」

映画・舞台 公開日:2022/05/13 1
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日向坂46潮紗理菜が13日、東京・新国立劇場で行われた舞台『フラガール −dance for smile−』(同所にて5月14日より上演)の公開ゲネプロ・舞台挨拶に、共演の矢島舞美太田夢莉兒玉遥有森也実、演出の河毛俊作氏とともに出席した。


2006年に公開され、第80回キネマ旬報ベストテン1位、第30回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した日本映画の傑作「フラガール」を舞台化した本作。昭和40年という時代を背景に、エネルギーの石油化の波に飲まれながらも、需要の下がる石炭を掘り続ける福島県いわき市の炭鉱町を描き、滅んでいく産業の中で働く人間が、力強く生きていく姿を見事に表現し、常磐ハワイアンセンター設立までのエピソードを、フラガールに生まれ変わっていく少女たちの笑顔と涙で描ききっている。


フラガールのリーダー・谷川紀美子役を演じる潮は「紀美子ちゃんは芯があって仲間のために強くなれる、そんなかっこいい女性だなと感じております。そして私にとって憧れのような存在なので、舞台で少しでも紀美子ちゃんに慣れたらいいなという思いで、心を込めてこの舞台で気持ちをお届けできたらいいなと思います」と意気込んだ。


また、見どころを聞かれると、「みんなでたくさん汗をかきながらたくさん練習してきたフラダンスを見ていただきたいなと思いますし、男性キャストのみなさまの迫力のある熱くて力強い存在感もこの舞台の素敵なところだなと思っています」とアピールし、「私は舞台経験やお芝居経験はあまりなかったんですけど、舞台ってこんなに素敵で素晴らしいんだってものが詰まったものが、このフラガールにはあるなって感じているので、たくさんの方に届いたらいいなって思います」と目を輝かせた。


舞台版オリジナルキャラクターの和美役を演じる兒玉は、見どころが2つあるそうで「私が劇中で恋人と駆け落ちをしてハグするシーンがあるんですけど、そこは稽古中にやってもうまく決まらなくて、上手にできないなと思っていたら、有森さんがお手本を見せてくださって、その瞬間に青春ドラマが始まって、有森也実ハグって言っているんですけど、直々に受け継いだので、それをしっかりと本番でも実践できるようにしたいなと思います」と意欲を見せ、「あと、私の役はたくさん土下座するシーンがあって、とにかく頭を下げていて、人生でこんなに頭を下げる役はもう回ってこないんじゃないかってくらい、膝にあざができるぐらいたくさんしているので、私のきれいな土下座に注目してください」とコメントして笑いを誘った。


そして、最後にPRコメントを求められた潮は「衣装を着るときに、前回の紀美子を演じられた樋口(日奈)さんの名前があって、その下には井上(小百合)さんの名前があって、今回、そこに私の名前が書いてあって、衣装を着るたびに身も心もキュッと引き締まる思いでいます」と吐露し、「背筋は伸びるんですけど、背伸びをしないで、自分らしく私なりの紀美子を演じられたらいいなと思っています。本番期間中は天候が悪いみたいなんですけど、この劇場の中はまるで常夏の太陽の光くらい、明るい光を私たちみんなで舞台からお届けできたらいいなって思っています」とにっこり。


 加えて「この劇場に入ったときに感じたんですけど、本当にみなさまと近いんです。日向坂48でライブなどを行うことも多いんですけど、ライブ会場からすると想像できないくらいの近さで、手を伸ばしたら届きそうな距離にみなさんがいらっしゃるので、こういう距離で私たちがお芝居している姿をお届けできるんだなって、嬉しさと緊張をいっぱい感じています。舞台は1日として同じ日はないなって稽古のときから感じているので、いろんなフラガールをお届けできたらいいなと思っています」と語った。

※本記事は掲載時点の情報です。

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