町田啓太、好奇心に実直に「自分の気持ちに純粋に動いていきたい」

映画・舞台 公開日:2022/05/30 114
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俳優・水谷豊が監督・脚本を務める映画作品第3弾『太陽とボレロ』が、6月3日に公開を迎える。

“クラシックのオーケストラ”を題材に音楽を愛する人々の人間模様を描く同作で、町田啓太が演じるのは、アマチュア交響楽団のトランペット奏者・田ノ浦圭介。チャーミングな役柄の魅力を発揮すると同時に、吹き替え無しでトランペット演奏の撮影にも挑んだ。


作品の見どころや撮影の思い出などを町田に尋ねると共に、水谷監督も認める俳優としての“勢い”についての実感も聞いた。

水谷豊監督との共演「本当に楽しみでした」


──まずは水谷豊監督が手掛ける今作への出演が決まった時の心境をお聞かせください。


光栄でしたね。あの水谷さんからお声掛けいただいたとお聞きしましたし、僕もいつかご一緒できたらと思っていたのですごくうれしかったです。お会いするのが本当に楽しみでした。本当に温かみのある作品ですし、僕もトランペットを本当にちょっとだけですが触ったことがあったので、そういうことにも縁を感じてすごくうれしかったです。


──水谷監督による撮影現場はいかがでしたか。


作品を作ることを皆さんが本当に楽しんでいる現場だと思いました。それは水谷さんに限らず皆さんそうだったんですが、笑いの絶えない現場のおかげで僕も撮影を楽しむことができました。今回の現場では、いろいろなアイディアを得ることができたので、それを自分でどう咀嚼して表現できるかということが、僕にとってのチャレンジにもなりました。毎回、水谷さんにお会いできることを本当に楽しみにしていました。きっと皆さんそうだったと思います。


──特に印象的だった演出など、覚えていることはありますか。


水谷さんはすべてにおいて細かいところまで見てくださっていたので、どの演出も印象的でした。撮影前にイメージを伝えて、実演してくださるんです。水谷さんの実演が抜群に面白いので、その後に本番を演じる僕は、毎回「どうしようかな」と思いながらやっていました(笑)。


ベテラン共演陣に刺激「自分もそういう風になりたい」


──水谷監督はもちろんですが、その他の共演者もベテランの方が揃っていますよね。今回の作品を通して俳優として得た学びがあれば教えてください。


皆さんの作品に向かう姿勢が本当に実直で素晴らしいなと感じて「自分もそういう風になりたい」と思いました。今回共演できて特にうれしかったのは水谷さんはもちろん、どなたも優しくて楽しい現場でした。本当に交響楽団の仲間としてみんなでワイワイと過ごしているような感覚がありました。すごく和やかでありつつも、お芝居になった瞬間には皆さんがグッとその世界観を作るんです。



──特にどなたとお話をすることが多かったですか?


僕は田口浩正さんとずっと話していました。そんなに大した話をしていたわけではないんですが、冗談を言い合ったりして楽しくて過ごさせていただきました。田口さんが僕に敬語で話しかけて、僕がタメ口で返したり。周りは一瞬ピリッとするんですけど(笑)、そういうのをちょっとしたネタとして和ませてもらっていましたね。田中要次さんも以前、映画で共演させてもらったことがあったので、久しぶりにお話できてうれしかったです。

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