乃木坂46の岩本蓮加と三宅伸行監督が26日、都内にて開催された映画『世の中にたえて桜のなかりせば』大ヒット記念イベントに出席した。
同作は、“桜の季節”と“終活”がテーマの心温まるヒューマンドラマ。“終活アドバイザー”として「終活屋」で働く女子高生・咲と老紳士・敬三の2人を、岩本と宝田明さんという70歳の年の差コンビがW主演で演じる。
同作への乃木坂46メンバーからの反応を聞かれた岩本は「私はメンバーに見られるというのは恥ずかしい気持ちもあるんですけど、普段の岩本蓮加としてじゃなく、すごく作品に入り込んで見れて良かった、感動して泣けたという感想をもらえたのですごくうれしかったです」とコメント。
ファンに対しては「乃木坂46に入った年齢がすごく若くて幼かったので、こういう風に演技のお仕事をしたり、普段の私と違った姿を見せられているのかなと思うと、胸がいっぱいになるというか、うれしい気持ちでいっぱいになりますね」と笑顔を見せた。
3月で高校を卒業したばかりだという岩本。それまでとの心境の変化を尋ねられると「今までは高校の勉強があったり課題があったりとかで、お仕事との両立は難しかったんですけど、今はまったく学校のことを考えずにお仕事のことだけ考えていられるので、気持ちの持ち方がちょっと変わったかなと思います」と語り、「今はすがすがしい気持ちです」と朗らかな表情を浮かべた。
女優業については「ここで学んだことを今後活かせたらいいなと思っています。もともと『女優さんのお仕事をしてみたいな』という思いが幼い頃にあって芸能界に憧れたので、できたらうれしいなと思います」と目を輝かせる。
また、今作で共演した宝田さんにも思いを馳せ、「なにかあるごとにハイタッチをしたり、写真を撮る時に腕を組んだりとか、そういう風に私がまったく緊張しないような空気を作ってくださる」と回顧。
「どんな些細なことでも話を広げてくださって、普段の私の話も聞いてくださったりしたので、最初こそ“宝田明さん”ということに緊張していたんですけど、どんどん回数を重ねる内に、なんでも話せるような温かい方だと思っていました」と宝田さんとの思い出を振り返っていた。
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©2021『世の中にたえて桜のなかりせば』製作委員会