映画『鋼の錬金術師 完結編』製作報告イベントが21日、都内にて開催。山田涼介、本田翼、ディーン・フジオカ、蓮佛美沙子、本郷奏多、渡邊圭祐、水石亜飛夢、舘ひろし、山本耕史、栗山千明、佐藤隆太、内野聖陽、曽利文彦監督が登壇した。
2001年に月刊『少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)で連載が開始するや、魅力的なキャラクター、緻密に練られたストーリー、圧倒的で唯一無二な世界観で、超人気漫画となった『鋼の錬金術師』。2021年に連載開始20周年を迎え、新プロジェクトとして、5年ぶりとなる実写映画が発表されたばかり。2017年12月に1本目の実写映画『鋼の錬金術師』が公開され、興行収入約12億円の大ヒットを記録。続編となる今回の実写映画では、二部作で原作の感動の最終話までを描き切る堂々の完結編となっている。
続編決定と聞いた時の心境を尋ねられた山田は「“1”を撮影している時に、曽利監督と『鋼の錬金術師』は最後まで描かないと始まった感も終わった感も出ないよね、と話していたので、4年という月日が経ってしまいましたが、『ようやくできるんだな』と思っていました」とコメント。
続けて「『鋼の錬金術師』への思いは4年間、僕の中で途切れることがなかったので、いつでも行けますみたいな感覚でクランクインを迎えられました」と同シリーズへの思いを語った。
4年ぶりの山田について聞かれた本田は「なんのお変わりもなく」と真顔。山田が「それはそれでどうなんでしょうね」とツッコむと、本田は「ブランクを感じさせないエドワード・エルリックでした」とフォローした。
山田は、スケジュールの都合でこの日のイベントへ不参加となった“傷の男”スカー役の新田真剣佑について「現場にキックボードを持ってきて、スカーの格好で『山田くん楽しいよー』みたいな感じ」と撮影の合間で見せた素顔を明かしていた。
さらにディーンが「山ちゃん(山田)の肩まわりがパワーアップしました」と山田の肉体の進化を明かすと、山田は「この現場、筋肉バカしかいない」と、新田・ディーン・山本ら筋肉に自信のある面々が揃った現場に苦笑した。
ディーンが山田について「前は中性的なイメージがあったけど、『男になったな』と感じた」と語った場面では、意見を求められた本田が「男...?」と疑問符。山田は「この人は現場でも僕のこと『チビ』って言うので」と本田のリアクションを説明した。