横浜流星、広瀬すずとの膝枕で“甘え”知る「こういうことなのか」

映画・舞台 公開日:2022/04/13 11
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広瀬すず松坂桃李がダブル主演する映画『流浪の月』の完成披露試写会が13日、都内にて開催。広瀬、松坂、横浜流星多部未華子李相日監督が登壇した。


同作は、2020年本屋大賞を受賞し、同年の年間ベストセラー1位(日販単行本フィクション部門、トーハン単行本文芸書部門)に輝いた凪良ゆうによる傑作小説が原作。誘拐事件の“被害女児”となり、広く世間に名前を知られることになった女性・家内更紗を広瀬が、その事件の“加害者”とされた当時19歳の青年・佐伯文を松坂が演じる。また、横浜は事件から15年経った現在の更紗の恋人・亮役、多部は癒えない心の傷を抱える文に寄り添う看護師・谷あゆみ役で出演する。


映画『怒り』以来6年ぶりの李監督作品に出演する広瀬は「あの(『怒り』)当時の私はあれが限界だったくらい全部を出し切ったんですが、監督と一本撮り終えたことで『映画作りってこういうものなんだ』『演じるってこういうものなんだ』と初めて知ったような現場でした」と『怒り』撮影時を回顧。


その上で「今回は6年経って、自分もこの6年の中でいろいろなものを経験して、価値観であったりお芝居の感覚であったり、いろいろなものが私の中でもだいぶ変わっていたんです」と6年の学びを振り返り、「けど、監督とお会いした時に『どうしたらいいかわからないです』という相談をすぐにしてしまいました」と明かした。


李監督の反応を聞かれると広瀬は「『それじゃあこの映画はだめだね』って言われました」と回答。「『そうですよね』って言いました(笑)」と苦笑した。


また松坂は今作で演じた文という役柄について「僕史上、一番難しくて、掘っても掘っても答えが見つからないというか、ずっと霧の中でもがいているような感じというかさまよっているような感じ」とコメント。続けて「(監督の)李さんも一緒にさまよってくれて、寄り添ってくれるとかそういうことではなくて、監督は一緒にその役になってくれる」と李監督に感謝した。


文の心境を理解するために李監督自らも文と同じ環境に身を置いたというエピソードを披露した松坂は「それがすごくうれしかったんですよね。役として同じ熱量というか、同じ角度で一緒になって挑んでくれるというのが今まで味わったことがなかったので、それが僕にとってすごく救わられるというかうれしい瞬間でした」としみじみと語った。


亮を演じた横浜は、同役について「チャレンジしかなかった」と振り返る。「作品に入るたびに毎回挑戦の繰り返しだと思うんですけど、今回はより自分の中で大きな壁が立ちはだかったという感じではありました。自分の中に亮の要素が、その時はひとつもないと思っていたので、見つけようともがいて、監督とすずちゃんに、更紗に引き出してもらってやりきった」と亮と自分との間に共通点が見い出せなかったことを明かした。


さらにどんな点が亮と違うのか尋ねられると「自分を見失うことがあまりない。あと一番は甘えの部分です。10数年間ずっと空手をやってきて、人に弱みを見せるな、涙を見せるな、男はこうであるべきだ、という風に叩き込まれてきたので、甘えってなんなんだろうところから始まりました」と説明。


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