2019年よりSnow Man主演で上演され、2020年には映画化もされた人気演目『滝沢歌舞伎ZERO』。今年の公演は4月6日より5月16日まで、新橋演舞場にて全53公演が予定されている。
初日となる4月6日、開演直前には報道陣向けにゲネプロが公開され、凄まじい熱量でのパフォーマンス、圧巻のステージ演出、歌やアクロバットで彩られる“和のスーパーエンターテインメント”は華々しい幕開けを飾った。
白く眩い世界に女性スケーターが舞うという幻想的な第一部のオープニング。そして光の中に現れるSnow Man(岩本照、深澤辰哉、ラウール、渡辺翔太、向井康二、阿部亮平、目黒蓮、宮舘涼太、佐久間大介)。
岩本照の掛け声に続く、全員での「よいやさ!」に合わせ、300万枚の桜の花びらが洪水のように舞い散るという驚きの演出、さらにいつにも増してクオリティに磨きのかかった歌とダンスでスタートダッシュを飾る。
続く「ITUKA」のパフォーマンスでは、次世代を担うジャニーズJr.のIMPACTors(佐藤新、基俊介、鈴木大河、影山拓也、松井奏、横原悠毅、 椿泰我)が合流。
その後も、ラウールと目黒蓮によるセクシーなパフォーマンス、深澤辰哉・渡辺翔太・宮舘涼太が魅せるスリリングでアクロバティックな殺陣、舞台に現れたタワーの上部が開き和太鼓を披露する向井康二・目黒蓮・佐久間大介、全員での腹筋太鼓と、豪快かつ繊細な演舞が続き、見るものを魅了する。
迫る滝沢歌舞伎の前にはSnow Manによる生化粧、そしてIMPACTorsの基俊介と松井奏による軽快なトークセッションが笑いを誘った。
薙刀を持った阿部亮平と佐久間大介が花道より登場すると、いよいよ創作歌舞伎「滝沢歌舞伎」がスタート。IMPACTorsと共に見事な立ち回りをみせ、大見得を切るなどステージ狭しと駆け巡るSnow Man。最後は連獅子のユニゾンパフォーマンスで締めくくるという構成で会場を大いに沸かせた。
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休憩をはさみ、スタートした第二部は「鼠小僧次郎吉」を取り巻く町人や岡っ引きに、悪の組織“黒影組”が織りなす、“笑いあり涙なし”の群像劇。もちろん、単なる群像劇には終わらず、次々と変わるセット、美しい映像とのシンクロ、大迫力の殺陣に、まさかの…BL展開!?
終盤には総量約9トンという水を用いた客席をも巻き込むド迫力バトルが続き、ラストにはまさかのどんでん返しが…?
息もつかせぬパフォーマンスと驚きで終始圧倒される“和のスーパーエンターテインメント”『滝沢歌舞伎ZERO 2022』。この新感覚エンターテインメントは、是非現地で体感いただきたい。
▼会見レポ※別カット掲載