映画『名探偵コナン ハロウィンの花嫁(はなよめ)』完成披露宴試写会が5日、都内で開催され、ゲスト声優を務めた白石麻衣が、レギュラー声優の高山みなみ、山崎和佳奈、古谷徹、高木渉と共に出席した。
本作は、青山剛昌の人気コミックをアニメ化したテレビシリーズの劇場版第25作目。ある謎の人物によって首輪爆弾を装着されてしまった降谷零を助けようと、コナンたちが奮闘する姿を描く。
白石は、爆弾犯に復讐を誓う謎の外国人部隊を束ねるリーダー、エレニカ・ラブレンチエワの声を担当しているが、声の演技は本作が初挑戦。小さいころから『名探偵コナン』が大好きだったという白石は、レジェンド声優たちと同じ舞台に立っていることに「夢のようです」と破顔すると「まさか大好きな作品で自分が声優をやらせてもらえる日が来るなんて……」と感慨深い表情で語っていた。
国民的アニメーション映画への出演。白石は「家族や友達からたくさん連絡が来ました」と反響の大きさを述べると「私が演じたエレニカは、格好良くて真っすぐな女性。私とは真逆な感じがするのですが、とても魅力的なキャラクターだったので、早く皆さんに観てもらいたいです」と期待を口にする。
初の声優挑戦となる白石の演技だが、高木が「声を聞いていて、まったくそんな感じがしなかった」と感想を述べると、高山も山崎も「大人の難しい役なのに、とても上手で本当にビックリしました」と白石の勘の良さを称賛。古谷が「白石さんもレギュラーになればいいのに」と語ると、高木も「なっちゃえば」と同調していた。
この日は、作品タイトルにちなんで、結婚式をイメージしたステージが作られ、イベント名も“披露宴”試写会と銘打たれた。この舞台にちなんで「披露してみたいこと」を聞かれた白石は「今回の作品のなかで、外国語に挑戦するシーンがあったので、いろいろな言語を習得して披露したい」と意気込むと「まずは英語からしっかり始めて身につけたいです」と語学習得を宣言。さらに「英語がしっかりしゃべることができるようになって、また海外に行き来できるような時期がきたら、一人で海外旅行をしてみたいです」と野望を語っていた。
作品の見どころを聞かれた白石は「すべてが見どころなのですが、なかでも高木刑事と佐藤刑事の二人だからこそ生まれるキュンとする会話をぜひ見てほしいです」と語っていた。