大泉洋「今まで演じてきた中で一番辛い役」 『月の満ち欠け』映画化、目黒蓮ら出演

映画・舞台 公開日:2022/02/22 13
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2017年に第157回直木賞を受賞し、累計発行部数26万部を超えるベストセラー小説『月の満ち欠け』(岩波書店刊)が、松竹制作・配給により実写映画化、2022年冬に公開することが決定した。



時を超えた珠玉のラブストーリー『月の満ち欠け』

原作は、1983年『永遠の1/2』で第7回すばる文学賞を受賞し作家デビューしてから『ジャンプ』『Y』『身の上話』他数々の名作を世に生み出し、昨年は『鳩の撃退法』(第6回山田風太郎賞受賞作)の映画化でも話題の作家、佐藤正午の最高傑作と名高い、時を超えた珠玉のラブストーリー。


小山内堅(大泉洋)は、愛する妻・梢(柴咲コウ)と家庭を築き、仕事も順調、どこから見ても順風満帆だった。だが、不慮の事故で梢と娘・瑠璃を同時に失ったことで幸せな日常は一変。深い悲しみに沈む小山内のもとに、三角哲彦と名乗る男(目黒蓮)が訪ねてくる。事故のあった日、小山内の娘・瑠璃が面識のないはずの自分に会いに来ようとしていたという。そして、彼女と同じ名前をもち、自分がかつて愛した“瑠璃”という女性(有村架純)について語りだす。それは数十年の時を超えて明かされる、はかなくも鮮烈な、許されざる恋の物語だった。一見何の関係もない夫婦とかつての恋人たち。その二組をつなぐ、誰も想像もしえなかった数奇で壮大な愛の軌跡とは――。


豪華キャスト集結

主人公・小山内堅(おさない・つよし)には大泉洋。俳優として現在放送中のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に出演中、これまでも『騙し絵の牙』(21)、NETFLIX浅草キッド』(21)など多数の映画、ドラマに出演する傍ら、2年連続NHK紅白歌合戦の司会を務める等、まさに国民的人気俳優の大泉が、幸せな日常から一転、数奇な運命に巻き込まれていく主人公の28歳から55歳を演じるという難役に挑む。


そして、小山内の娘と同じ名前を持つ謎の女性、正木瑠璃には有村架純。昨年は大ヒットした主演映画『花束みたいな恋をした』(21)を始め6本の映画に出演。第13回TAMA映画賞最優秀女優賞、第45回日本アカデミー賞優秀女優賞他、数々の賞を受賞し、まさに今飛ぶ鳥を落とす勢いの有村が、一番信頼を寄せる監督の一人である廣木監督のラブコールに応え出演を快諾。


正木瑠璃と許されざる恋に落ちる大学生・三角哲彦には、グループとしてではなく、ソロでの映画出演は初となる、Snow Manの目黒蓮。トップアイドルとしての活動もめざましい目黒だが、フレッシュな演技で一途に一人の女性を愛す20歳の大学生を、そして39歳の大人になった姿を演じる。


そして、小山内の妻・梢には柴咲コウ。本年(22年)も『ホリック xxxHOLiC』『沈黙のパレード』と公開待機作が途切れない、俳優としての活動はもちろん、レトロワグラース代表としての顔も持つ柴咲。大泉との共演は3回目、そして廣木監督とは映画デビュー作『東京ゴミ女』(00)以来2度目のタッグで、深い愛を持って家族を見守る、理想的な妻を体現。日本映画界が誇る最高のキャストがそろった。


監督、脚本は?

監督は、30年に渡り日本映画界を牽引し続け、 『ストロボエッジ』(15)、『余命一か月の花嫁』(09)、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(17)ほか、リアルな人間描写と圧倒的な映像美に定評のある廣木隆一。1980年から現在に⾄るまでの歳月を描き、その時代を象徴する名曲と共に丁寧に織り上げる。


脚本には『ビリギャル』(15)、『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』(18)、『そして、バトンは渡された』(21)他、コメディから感動作まで幅広いジャンルを手がける実力派、橋本裕志。


失った家族を想う愛、そして狂おしいほどに求めあう許されざる愛。「もう一度あなたに逢いたい」という純粋な想いが、時間も空間も超えて巻き起こす奇跡の物語。2022年冬、今年一番泣ける数奇で壮大なラブストーリーが誕生する。


キャスト・スタッフコメント

■大泉洋【小山内堅/おさない・つよし役】…愛する妻⼦を失い、数奇な運命に巻き込まれる主人公

今回演じた小山内堅という役は、同じくらいの娘を持つ父親として、今まで演じた役で一番感情移入しやすく、それだけに、今まで演じてきた中で一番辛い役でした。でも最後には、どこか希望を持たせてくれる不思議な作品だと思います。廣木組には初めて参加させていただきました。決して多くを語ってくれるわけではないのですが、こんなにも演じやすい場を与えてくれる監督も居ないと思いました。なんのひっかかりも、ストレスもなく、自然に役者がその世界に入れるように撮影してくれていたのだと思います。『月の満ち欠け』と言う作品は様々な人々の愛に溢れた映画です。辛いのに、幸せな気持ちになる、そんな不思議な体験を是非味わっていただきたい。どうか劇場でご覧になって、ご自身の大切な人に思いを馳せていただけたら嬉しいです。


■有村架純【正木瑠璃/まさき・るり役】…小山内の娘と同じ名前を持つ謎の女

何度生まれ変わっても会いたいと思える人に一生涯で出会えるとしたら。ロマンさえも感じてしまう人生の壮大さを最初に脚本を読んだ時に感じました。また、個人的な話にはなりますが、廣木監督の作品に参加させていただくのは三度目になります。廣木監督の前でお芝居をすることはいつも以上に緊張しますが、この空気感さえも懐かしく、どこか心地良さも覚えたように思います。寡黙な廣木監督ですが、監督が持つピュアさを演出から感じられて、この物語全体がどのような紡がれ方をするのか楽しみです。夢のような、現実のような不思議なことがもし起こったとしたら。自分は一体誰の生まれ変わりなんだろう、そんなことを想像できるのも作品の良さなのかもしれません。公開を楽しみにしていてください。


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