伊藤沙莉「監督・千葉雄大の頭の中に広がっている世界を存分に堪能できる」ポスター解禁

映画・舞台 公開日:2022/01/12 19
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WOWOWが開局30周年を記念して行ったプロジェクト『アクターズ・ショート・フィルム』。予算・撮影日数など同条件で5人の俳優たちが25分以内のショートフィルムを制作。世界から6,000本超のショートフィルムが集まる米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル&アジア』(SSFF&ASIA)のグランプリ:ジョージ・ルーカス アワードを目指すというもの。

【画像】ポスタービジュアルや場面カットを見る(全5枚)




千葉雄大が監督・脚本を務める『あんた

多くの反響を受け、第二弾の実施となり、2月6日(日)午後5:00にWOWOWで放送・配信となる『アクターズ・ショート・フィルム2』では、青柳翔、玉城ティナ、千葉雄大、永山瑛太、前田敦子 五十音順)と錚々たる豪華俳優陣5名が監督を務め、各作品の主演には、青柳翔監督作に村上虹郎、玉城ティナ監督作に琉花と奥平大兼(W主演)、千葉雄大監督作は千葉雄大自ら主演も務め、伊藤沙莉とW主演、そして永山瑛太監督作に役所広司、前田敦子監督作に柳英里紗と三浦貴大(W主演)と多彩な俳優陣が集結。


この度、千葉雄大が監督・脚本を務め、伊藤沙莉とともに主演を務めるショートフィルム『あんた』の作品ポスタービジュアル、そして場面写真が解禁。あわせて撮影現場での様子もうかがえる千葉監督・伊藤沙莉のインタビューも到着。「あたしはいつでもあんたの味方だからね」筆を走らせるスナックの雇われママの男(沖田修一)が思いを馳せるのは、キャンプを楽しむ女 伊藤沙莉と男 千葉雄大。恋人でもなく、友人というには軽すぎ、でも家族にはなれない。近くにいるのに遠く感じる。ひとりでも平気だと思っていたはずなのに込み上げる寂しさ。一生続くはずだった関係は、男の一言によって徐々に歪が生まれていき…2人の先にあるものとは――。


ふたりの関係性は…

解禁となったポスタービジュアルには、キャンプ場で並んで座るふたりの姿が。空を見上げる女(伊藤)とまっすぐ前を見つめる男(千葉)の表情はどこか感傷的で寂しげにも感じる。ふたりの心の揺らぎが表現され想像掻き立てられるビジュアルとなっている。一方で、あわせて解禁となった場面写真ではキャンプを満喫する楽し気なふたりの姿も確認でき、このふたりの間には一体何があったのかだろうか。またスナックの雇われママの男(沖田)と親しげに話す女性客(YOU)の姿も確認できるが、このふたりの関係性は。物語の展開に期待が高まる。


そして千葉雄大監督、伊藤沙莉のインタビューも到着。伊藤が「会話のシーンがより自然になるように、脚本段階で監督と一緒に意見を出し合ったりもしました」と語る通り、事前に作品についての意見交換や細かな擦り合わせを重ねていたそう。また千葉は今回脚本・監督に加え主演も務めているが、現場では監督と役者ふたつのスイッチの切り替えに苦労も多かったと語る一方で、「作品の全部に携わって、腹を括れたのはよかったと思います。覚悟をもって、全部やりました」と本作にかける想いを明かしている。


千葉雄大 インタビュー

※編集作業時のインタビュー

――撮影を終えて現在編集作業中ですが、初めての監督挑戦はいかがですか。

始まる前は若干の緊張もありましたが、今はとても楽しいですね。最初に脚本をかくところから始まって、色んな方のご意見も頂いて推敲していって、現場に持っていって演じてもらって。自分がかいたものの形が変わっていく過程に携われるのはすごく面白いです。


――今回脚本にも挑戦されていますが、どのようなところからこの「あんた」という作品の着想を得たのでしょうか。

元々エッセイやコラム寄りの文章は書き留めていたりしたのでその中から題材を選ぼうかとも思ったのですが、今回何をやってもいいという自由な企画だったので新しいお話にチャレンジしました。ぱっと思い浮かんだのが、まず「ジェンダー」という言葉で。幼い頃から女友達が多い方なのですが、一緒に遊んでいるだけで「付き合ってるの」とか「なんで女子とばっかりいるの」と言われることもあって、そういうのって何でだろうなっていう違和感やモヤモヤとした想いを物語の軸にしてみようと思いました。


――今回の作品では監督・脚本に加え、主演という立場も担われていますが、いかがでしたか。

当初は自分が演じるなんて考えてなかったです。ただ脚本を書いているうちに純粋にこの役やってみたいなという想いは生まれてはいました。そんな中、周りの大人たちの「千葉さんやるよね」の一声が背中を押してくれて結果僕だけ、出たがりみたいになっちゃいましたけど(笑)。特に現場では、カメラが回る直前まで撮影の段取りをして、切り替えて役者に戻って、自分でシーン終わりのカットを掛けてというのは不思議な感覚でしたし、想像以上に大変で頭の中が混乱しちゃいました。でも脚本・監督・主演と作品の全部に携わって、腹を括れたのはよかったと思います。覚悟をもって、全部やりました。


――本作品に込めた想いを含めて、視聴者へのメッセージをお願い致します。

初めて監督・脚本、そして主演もやらせていただいて、本当に楽しかったです。ご覧いただいた皆さんの目にどう映るのか、ドキドキしながらも楽しみです。「あんた」は初めて観たときともう一度観たときでまた違う感じ方や、気持ちが生まれるような作品かもしれません。自分の人生と照らせ合わせながらご覧いただいても嬉しいですし、そうでなく自由に作品を楽しんでいただいても嬉しいです。


伊藤沙莉 インタビュー

※撮影時のインタビュー

――脚本の段階から千葉監督と本作についてお話されていたと伺いました。どのように撮影に臨まれたのでしょうか。

台本が完成する前に何度か脚本を見せて頂いていたので、会話のシーンがより自然になるように一緒に意見を出し合ったりもしました。周りの目を気にしながら生きることに対して窮屈さ、みたいなことを千葉さんと話していたこともあったので、今回の「あんた」は自由の在り方を千葉さん目線で表現した作品なのかなと受け取って撮影に入りました。


――今回の撮影はいかがでしたでしょうか。

和気藹々とした和やかなシーンの撮影から一転してシリアスなシーンの撮影があったりして感情の切り替えが難しかったですが、自然にできたらいいなと考えながら撮影に臨みました。友達同士でご飯をたべたり、お酒飲んだりして楽しい時間を過ごしていても、いきなり真剣な話になる時ってあるじゃないですか。その雰囲気をリアルに表現したいなと意識していました。


――監督としての千葉雄大さんはいかがでしたか。

千葉監督は役者をとても信頼してくれて、凄く自由に演じさせてもらった気がします。こちらも監督に信じてもらっていると分かると、心を開いて自然体で演技しやすかったです。また、千葉監督含めスタッフの皆さんも役者を信頼してくださっていると感じる現場だったので、皆さんの想いに応えたいなと思いました。現場づくりという面でとても優れた監督だと思います。


――撮影で特に印象的だったエピソードやシーンなどありましたら、お教えください。

男と女が普段言えないようなことや感情をぶつけ合うシーンがあるのですが、千葉さんの溢れ出るような感情の表現が一緒に演じていて本当に素晴らしいな、と思いました。ご自身が書いた役を千葉さんが演じていることは、とても意味のあることだとも感じました。


――視聴者の方へ、一言メッセージをお願いします。

この作品の監督・千葉雄大の頭の中に広がっている世界を存分に堪能できるのではないかなと思います。ぜひ楽しみにお待ちください!


■『アクターズ・ショート・フィルム2』

2月6日(日)午後5:00~、WOWOWで放送・配信

(C)WOWOW


※本記事は掲載時点の情報です。

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