上白石萌音、新海誠監督新作『すずめの戸締まり』ヒロイン声優に森七菜と立候補?

映画・舞台 公開日:2021/12/15 31
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新海誠監督が15日、都内で会見を開き、3年ぶりとなる新作『すずめの戸締まり』を発表した。原作・脚本・監督を新海氏が務め、2022年秋に全国で公開を予定している。

『すずめの戸締まり』は日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく少女・鈴芽(すずめ)の解放と成長を描くロードムービー。ストーリーとともに新作のビジュアルも解禁された。



会見に登場した新海監督は、映画について3つのキーワードを挙げた。1つは「日本列島を巡るロードムービーであること」、2つ目は「扉を開くのではなく閉じていく物語であること」、そして3つ目は「映画館に足を運ぶ理由になる作品を作ること」。


「映画は日本全土を舞台にした冒険物語。これまで『次の映画は僕の街を舞台にして』と言われることが多かった。嬉しかったけど全部は出せない。なので日本列島が出る欲張ったロードムービーにしました。いま少子高齢化が進んでいくこの国にとって色んな可能性を開いていくのではなく、散らばってしまった可能性を見つめて閉じていく物語が見たいと思っているのではないかと考えた。僕自身、配信で作品を見るけど劇場というのは人間が持っている能力を発揮できる場所。感情移入だったり、物語に没入したり。この映画があるから映画館に行きたいと思ってもらえる作品にしたい」と説明した。


製作発表会見には、『君の名は。』(2016年)でヒロインを演じた上白石萌音、『天気の子』(2019年)でヒロインを演じた森七菜が、ゲストとして参加した。


マイクを持った上白石は「『君の名は。』の製作発表を思い出す。手が震えるほど緊張した」と回想し、「あれから随分時間が経ってあの時より会見の会場が大きくなり、記者の人も多くなり、まぎれもなく新海誠監督の最新作なのだと実感しています。(新海誠作品ファンの)神木(隆之介)さんが今日私が登壇したことを知ったら歯を食いしばって悔しがると思います(笑)」と挨拶した。


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上白石と森は映画の“設計図”となるVコンテを一足早く鑑賞。上白石は「めちゃくちゃ面白かった。完成からはまだ遠い、その骨組みだけでも圧倒されました。純粋にストーリーに魅力があった。新海イズムを保ちつつ、新たな扉を開けられたとゾクゾクした」と圧倒された様子。また、「ストーリーを見て明けない夜はないのかなって思えた。今も不安定な世の中で常に不安があって幸せでも明日はどうなるかわからない。でも明るい明日を信じてみたいと思わせてくれる、前向きな終わり方で勇気をもらった」と感想を語った。


新作のヒロイン声優はまだ決まっておらず、オーディションもこれから。新海監督は、歴代作品でヒロインを演じた2人に「どんな子にしたらいいのか今日はアドバイスほしい」と求めると、森は「今回どんな女の子であってほしいのか考える。私は力強さを感じた」といい、上白石は「枠を設けずに色んな声を聞きたいと思うかな」とそれぞれ話した。



トークが進むと上白石が「七菜ちゃんと(新作の)オーディション受けない?って話をしていたんです」と明かし、森が「新海監督は私と上白石さんのどっちを選ぶんだろうって(笑)。オーディションは無礼講なので…」といたずら顔。それを聞いた新海監督は「2人ともオーディション強そうで勝ってしまいそう(笑)」と慌てていた。


■『すずめの戸締まり』のストーリー

九州の静かな街で暮らす17歳の少女・鈴芽(すずめ)は

「扉を探しているんだ」という旅の青年に出会う。

彼の後を追うすずめが山中の廃墟で見つけたのは、

まるで、そこだけが崩壊から取り残されたようにぽつんとたたずむ、古ぼけた扉。

なにかに引き寄せられるように、すずめは扉に手を伸ばすが…


やがて、日本各地で次々に開き始める扉。

その向こう側からは災いが訪れてしまうため、開いた扉は閉めなければいけないのだという。


――星と、夕陽と、朝の空と。

舞い込んだその場所には、すべての時間が溶け合ったような、空があった―

不思議な扉に導かれ、すずめの“戸締まりの旅”がはじまる。


Ⓒ2022 「すずめの戸締まり」製作委員会

※本記事は掲載時点の情報です。

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