橋本環奈&上白石萌音、少女時代を振り返る 「喧嘩っ早かった」のは?

映画・舞台 公開日:2021/12/15 26
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宮﨑駿監督による不朽の名作『千と千尋の神隠し』が舞台化。不思議な世界に迷い込む少女・千尋役を務めるのは舞台初挑戦の橋本環奈と、舞台に歌手に幅広い活躍を見せる上白石萌音

超話題作の主演をWキャストで演じる2人に、意気込みと心境を語ってもらった。


──今日は製作発表会見の後の取材ですが、本格的に舞台が始動した現在の心境をお聞かせください。


橋本:「いよいよ始まるんだ」と改めて感じています。ポスター撮影をしたり製作発表をしたりとどんどん実感が湧いてきて、もう後戻りできないなという感じです。私にとっては初めての舞台ということもあって、どんなものなのかが全然想像できないんですよね。不安や緊張というより「どういうものなんだろう」というワクワク感があります。


上白石:製作発表で入場する時に原作の音楽が大音量でかかっていたことにすごく感動して、ずっと鳥肌が立っていました。あの音楽にはすごく力があると思うんですが、アレンジをするブラッド・ハークは本当にすごい人なので、久石譲さんとブラッドのタッグがますます楽しみになりました。色々なジャンルの一流が集められたキャストだと思うので、今まではどういう雰囲気になるのか想像がついていなかったんですが、みなさん本当に明るく楽しい方が多くて、笑いの絶えない会見でした。お稽古もきっと楽しいものになると思い、すごくワクワクしました。


──千尋の印象や、演じる上で大切だと思うのはどんなところでしょうか。


橋本:千尋は大人でも子どもでもない年齢で、演じるのは難しいだろうなと思います。私は22歳で、演じる千尋は10歳なので、バランスを考えながら演じたいです。観てくださる方には油屋の世界に飛び込んだ千尋を見守るような気持ちになってもらえるように、千尋として生きたいですね。


上白石:千尋って本当に勇気がある強い子。しかもめちゃくちゃ“持ってる”子だと思うんですよ。ここぞという時のチョイスや勘の鋭さもすごいし、一歩踏み出したら奈落の底に落ちるような階段も無事渡りきるし、運動神経もいい。本人にはその自覚がないから、とにかく一生懸命出来るということも、その強い運に繋がってると思うんですよね。そういう何も考えてないが故の強さのような部分がうまく出せたら面白いんじゃないかなと思っています。


──2人が10歳だった時は、どんなお子さんでしたか?


橋本:お仕事はすでにやっていましたね。9歳になったくらいの頃に始めたので。


上白石:あの“有名な写真”は何歳の時?


橋本:あれは中学生です。14歳。たぶん同じ写真を想像してると思いますけど(笑)。


上白石:髪がひゅん!ってなってる...。


橋本:(笑)。14歳の時です。是枝監督の『奇跡』という映画のオーディションを受けたのが10歳くらいでしたかね。とにかくやんちゃですごく生意気でした。今もあまり変わらないんですけど(笑)、昔のメイキングとかを見ると「何言ってんだか...」って思うくらい目も当てられないというか、恥ずかしい。すごく活発な女の子だったんですが、今でもインドアとはかけ離れているので、そこは変わっていないんじゃないかなと思います。


──上白石さんは?


上白石:私は10歳の時、メキシコに住んでいたんです。今振り返れば、あの頃が人生の転換期で、楽しい生き方をたくさん学んでいた時期でしたね。たぶん、人生の中でも一番気が強くて、喧嘩っ早くて、アクティブだった時期です。


橋本:喧嘩っ早いイメージない!(笑)


上白石:すごく正義感が強かったのですぐ喧嘩していました(笑)。やんちゃな子が静かな女の子をちょっとからかったりしたら、立ち上がって「人の気持ちがわからないの!?」みたいに言っちゃうような学級委員タイプだったんです。今の自分からは考えられない。中学校で思春期を迎えてすごく“陰”になったので(笑)、一番明るくて勇気があった時期でしたね。そういう意味では千尋と近いかもしれません。


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