俳優の赤楚衛二が13日、都内にて開催された映画『決戦は日曜日』完成披露試写会に、窪田正孝、宮沢りえ、内田慈、小市慢太郎、音尾琢真、坂下雄一郎監督と共に出席した。
本作は、ユーモアと皮肉に満ちた新時代ポリティカルコメディ。主演の窪田が事なかれ主義の議員秘書・谷村勉を、政界に無知な熱意空回り候補者・川島有美を宮沢が演じ、赤楚は議員秘書・岩渕勇気役で出演する。
赤楚は「脚本を読ませていただいて、本当にユーモアが効いていてすごく笑っていたんですけど、読み終わった後に『やっぱり考えることが大事なんだな』とすごく考えさせられました」と回顧。続けて「撮影現場も本当に楽しくて、あっという間の2週間でした」と撮影期間を振り返った。
また窪田・宮沢との初共演について「めちゃくちゃ緊張した」とコメント。しかし、坂下監督から言われたという「若者代表としていてほしい」との言葉を受け、「“若者らしさ”を全面に出していこうかな、と頑張りました」と打ち明けた。
本作では事務所のシーンと選挙のシーンの温度差が印象的だったそう。「秘書の事務所のシーンだと本当にまったりとした空気感で、ゆるい感じで『このまま選挙始まるのかー』っていうところから、選挙が始まったときのエネルギーの強さっていうのが体中にビシバシと肌で伝わりました」と語った。
イベントでは窪田が、宮沢を「パワースポット」と称し笑いを誘う一幕も。窪田は「こんなにエネルギーの集合体のような人に僕は会ったことがない」として、「一緒にいて話していると治癒されていくんですよね。有美さんの役を通して、りえさんのエネルギーをいつも僕が一番近くでダイレクトにもらっていた」と楽しそうに思い返していた。
映画『決戦は日曜日』は、2022年1月7日(金)より全国公開。
配給:クロックワークス
©2021「決戦は日曜日」製作委員会