神尾楓珠に西野七瀬が恋煩い『恋は光』映画化決定、“恋の定義”について考察

映画・舞台 公開日:2021/12/14 13
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秋★枝氏によるコミック『恋は光』が、小林啓一監督のメガホンにより映画化されることが決定した。主演は神尾楓珠、ヒロインに幼なじみで大学の同級生役を西野七瀬が務め、2022年全国ロードショーとなる。




『恋は光』とは

原作は、“恋をしている女性が光を放ってキラキラして視える”という特異な体質を持つ男子大学生の初恋を描き、“恋の光”が視えるからこそ切なくて苦しい恋愛模様が繰り広げられる。主人公たちが恋愛感情に振り回されながら、“恋って何だろう?”と「恋の定義」について考察する姿に連載時から共感の声が多く寄せられた。


“恋の光”が視えてしまう大学生・西条を演じるのは、2021年だけで『樹海村』、『裏アカ』、『10年、渋谷をさ迷って-A de cade of roaming-』、『彼女が好きなものは』と出演映画が4作品も公開され、いま最も注目を集めている俳優・神尾楓珠。西条に恋心を募らせるも「光っていない」と言われてしまう幼なじみの北代を、今年公開の映画3作品、ドラマ3作品に出演するなど目覚ましい活躍を見せる西野七瀬。


【物語】

恋というものを知りたくて――
“恋をしている女性が光を放ってキラキラして視える”という特異な体質を持つ大学生・西条(演:神尾楓珠)。幼なじみの北代(演:西野七瀬)は、ずっと西条に好意を寄せているが、西条からは、“恋の光”を発していないと言われ、ジレンマを感じていた。そんな中、恋人がいる男性ばかり好きになるという悪癖を持つ同級生の宿木(演:馬場ふみか)は、西条を北代の彼氏と勘違いし、アプローチをかけてくる。
ある日、西条は「恋を探求する」女子・東雲(演:平祐奈)の落とし物を拾ったことをきっかけに、彼女と「恋」についての考察を語り合う交換日記を始めることに。東雲との関係を深めていく西条に気が気でない北代。そして、そんな様子を見た宿木は、自分も西条たちと交換日記をしたいと言い出し・・・。


大学生 神尾楓珠&幼なじみの同級生 西野七瀬

撮影はすでに終了しており、神尾は「新鮮だったのは、メインキャラクターが男性1人に対して女性3人という構図で話が進むというところです。脚本を読んだ段階で、この関係性で話が進むのはなかなか新しく、面白いなと思いました」と本作への第一印象を明かす。


また、西条という役柄に対して、「無骨で不器用な文学青年という普段の僕とはかけ離れた言葉選びや、佇まいの役だったので、最初はなかなか掴めずに苦労しました。でも何度かリハーサルを重ねるうちに少しずつ西条の気持ちを理解することができ、彼を演じることの違和感が自分の中でもなくなり、最後には一見堅苦しい西条が愛らしくなりました」と語り、また、「学生でもあり大人でもあるという難しい年頃の設定だったので、複雑で繊細だなと思いながら撮影していました。小林監督は演者の特徴をよく見ていて、その特徴を踏まえた上で演出している姿が印象的でした。西条のキャラクターや心情で迷った時は信頼して相談することができました」と撮影時を振り返った。


公開に向けて、「恋とは何か、恋の定義を細かく分析して、言語化して、理解していくというのは価値観のバラつきがあるものだからこそ難しいと思いますが、それでもこの映画が西条のように恋に億劫になっている人や悩んでいる人のヒントになるのではないかと思います。僕自身、今まで挑戦したことのない役どころなので、楽しみにしていてください!」と期待を込める。


また、西野は「大学生の「恋」がテーマになる作品ということで、経験がなく新鮮で、撮影を楽しみにしていました」と振り返り、小林監督との初めての撮影を通して、「小林監督のこだわりに自分が応えられるのか最初は不安に感じるところもありましたが、撮影を重ねていくうちに、『西野さんがやることが、北代そのものに見えてきた』という風に仰っていただけて、嬉しかったです」と手ごたえを感じたと明かす。


共演に平祐奈・馬場ふみか

共演には、映画、ドラマ等ジャンルを問わず幅広く活躍している平祐奈、馬場ふみかが顔を揃える。


西条と共に恋とは何か?を探求する東雲を演じた平は「とても浮世離れしている現代では珍しい女の子だったので、観客の方にどうしたら違和感なく観てもらえるかなどと疑問点が多い役柄でした。自分自身、東雲と共通する部分はいくつかありましたが、感情的な部分で自分の心と近づけるのには時間がかかりました」と振り返り、「この作品と出逢って生涯の大きな課題であろう”恋の定義”について考える面白い時間を過ごさせて貰えました。スクリーンで一緒に恋と向き合う時間を楽しみにしていただけると幸いです」とコメントを寄せる。


馬場は、恋人がいる男性ばかり好きになるという悪癖を持つ宿木を演じ、「彼女なりにブレない芯がしっかりあって、西条や北代、東雲が恋について真剣に議論している姿に影響を受けて、少しずつ変わっていく姿がとても魅力的」と自身の演じた役柄を分析し、「クランクインしてからも本読みをしたり、小林監督や共演者みんなでイメージを共有したりしながら、撮影を進めていったのがとても印象的でした」と撮影の思い出を語る。


数十回にもわたり、脚本を書き直した

監督・脚本を務めた小林啓一は、映画『ももいろそらを』、『殺さない彼と死なない彼女』など、ティーンエイージャーの様々な恋愛の形を切り取ってきた。小林は「脚本を書くにあたって、今までこんなに悩んだ作品はありませんでした。とにかく解けないパズルをずっと解いている気分で、なかなか満足に書けませんでした」と語り、原作の完成度の高さゆえ数十回にもわたり、脚本を書き直したことを明かす。


完成に向けて現在、鋭意編集作業を行っており、「神尾さん、西野さん、平さん、馬場さんのそれぞれ新しい側面をお見せすることができると思います。楽しみにしていて下さい」と公開に向けてコメントを寄せた。


また、自身の作品が初めて映画化されることとなった原作者の秋★枝は、「(実写映画化のお話を頂いた時は)とても驚き、かつ嬉しかったです。これも応援してくださった皆様のおかげです」と喜びを伝え、「登場人物や内容色んな場面で、「ああ、こういう見せ方があったのか…!ああ、このセリフ素敵だな…!」と私も描き手として、また一人の読み手として楽しませて頂きました。原作を読んで下さった方にもきっと楽しんで頂けると思いますので、ぜひご覧になって頂けると嬉しいです」と思いの丈を述べている。


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