松村沙友理「新しい自分めっけ!」乃木坂46を卒業して得た新たな価値観

映画・舞台 公開日:2021/11/17 16
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乃木坂46の1期生としてアイドル街道を走り続けて10年。松村沙友理は7月にグループを卒業し、新たな道を歩み始めた。

グループ在籍中に撮影された映画『ずっと独身でいるつもり?』(11月19日公開)は、現代を生きる女性たちの孤独や寂しさ、もがき、苦しみをリアルに描く、女性の共感度満点の物語。


20歳から六本木暮らしをしてきた26歳の「港区女子」美穂を演じる松村に、作品を通して得られた学びや女性が年齢を重ねることへの葛藤を聞いた。


──今回は松村さんが演じたのは、パパ活をする女性・美穂。アイドルとして長く活動してきた松村さんとは一見遠い存在にも感じられますが、役を通してどんなことを感じましたか。


私は美穂を演じて「自分の人生は自分で責任を持たなきゃいけないんだな」ということを強く感じました。私自身はこれまでアイドルとして、たくさんの方の力を借りながら生きてきたし、美穂もきっとそうだったと思います。でもこの作品で「自分のことは結局自分しか守れない」と感じる部分があって、それは女性にとってとても大切なことなんじゃないかなと思ったんです。誰かに甘えたり頼ったりして生きていくこともできる。それ自体は全然いいと思うけど「そうじゃない生き方をしている人も多いんだな」とも感じました。


──今作では主に4人の女性を中心に描かれます。誰の物語が特に刺さりましたか?


徳永えりさんが演じられている彩佳さんですかね。結婚してからの生活って、私には全然想像がつかないものでした。夢見がちな私は「結婚って素敵だよね!」と思っていたので、作品で描かれる現実がすごく衝撃的だったというか、「あ、そうだよね」って。私の中では「結婚はゴール」という感覚があったので「ゴールじゃないんだな」と刺さりました。


──結婚に対して嫌なイメージを抱きはしませんでしたか?


「夢ばかり見ちゃいけないんだな」って気持ちにはちょっとなりました(笑)。


──オファーを受けた時にはどんな心境でしたか?


私はもともと原作を知っていたので、改めて読みながら「私が演じるのはどのキャラクターなんだろう」と思っていました。最初はどの役になるかわからなかったんですが「自分に近いキャラクターはいないな」と思っていて、そうしたら「美穂」というオリジナルのキャラクターだったんです。美穂の第一印象は「現代っぽいな」というイメージ。本当に今の世の中を落とし込んでいるキャラクターだなという印象でした。


──現場入りをする前の役作りはどのようにしましたか?


この作品をやるうえで、実際にパパ活をされている方についてすごく調べたりして、SNSでもたくさんの人の話を見ました。単語だけは知っていたけど、自分には未知の世界すぎたので。


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