柄本佑 伊藤沙莉ら、11月開催の映画祭でグランプリを獲得した注目作の吹き替え版に登場

映画・舞台 公開日:2021/11/10 8
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フランス・イタリア合作アニメーション映画『シチリアを征服したクマ王国の物語』(2022年1月14日より新宿武蔵野館、アップリンク吉祥寺ほか全国順次)。この度、日本版予告編が完成、映像初解禁された。また、「グラフィック・ジュエル」ともいわれた美しい場面写真も解禁。さらに日本語吹き替え版も完成、声優に柄本佑、伊藤沙莉、リリー・フランキーが参加することが決定した。


とおいむかし、シチリアの古代の山奥でクマの王レオンスと息子トニオは平和に暮らしていた。ところがトニオが猟師に連れ去られたために、レオンスは息子を探し、仲間とともに雪山を下りて人間の街へ…。山々に囲まれたクマの里の牧歌的な風景は、サスペンスが加速するにつれ、色鮮やかに輝き出す。雪山を滑り降りるクマ軍団の躍動感、魔法使い、人喰いトロル、化け猫、古城の幽霊……。レオンスたちが立ち向かう冒険に胸踊らされ、溢れる詩情に酔わされる82分の物語。


イタリアのカフカと呼ばれるディーノ・ブッツァーティが自身で挿絵も手がけた幻想的な児童文学を、「ザ・ニューヨーカー」「COSMOPOLITAN」「ル・モンド」などで活躍するトップイラストレーター、ロレンツォ・マトッティが自身初の長編アニメーション映画として映像化。彼の中に息づく絵画や映画に影響を受けたグラフィカルな表現でダイナミックに躍動させ、観客を物語の世界に引き込んでゆく。11月に開催された第8回新千歳空港国際アニメーション映画祭で、長編部門のグランプリを獲得したことでも注目を浴びている。

今回解禁となる予告編は、「とおい昔のお話し――」として始まる。息子のトニオが行方不明となり、クマの王レオンスは仲間の助言を受けて人間の住む街を目指す。しかし衝突する人間とクマたち。人間を制圧したクマたちだったが、次第に歯車は狂い始めて――。原作のブッツァーティの「小さなキャラクターで大きな風景を描く」手法にインスパイアされ、クマや人間の大群を俯瞰的に描きつつも、ダイナミックな動きでアニメーションならではの楽しさを与えてくれる。また、国際的に高い評価を得るロレンツォ・マトッティ監督ならではの色彩の美しさを堪能できる予告編となっている。

また、日本公開に向けて、フランスに住むロレンツォ・マトッティ監督からメッセージが届いた。「ジュデオンとアルメリーナは、伝統的な物語や古代の伝説を絵と音楽で語りながらシチリアを旅します。読み物だけではなく、語り部に物語を語り継がせる口承文学は、日本だけでなくイタリア(ヨーロッパ)でも古くから行われています。そのため、“アニメーションの国”で自分の作品が上映されるという感動に加えて、今回の配給をとても嬉しく思っています。日本の皆様には、私たちが結びつけるこの受け継がれた感性で、この映画のあらゆるニュアンスを把握していただけると確信しています。」

さらに、本作の日本語吹き替え版がこのたび完成。実力派俳優として知られる柄本佑、伊藤沙莉、リリー・フランキーの参加も明らかになった。柄本佑は、各地を旅する語り部ジェデオンと魔術師デ・アンブロジスの2役。伊藤沙莉はジェデオンの弟子のアルメリーナと、劇中王様の息子トニオと行動を共にする勇敢で聡明な女性アルメリーナ(同名)、人間に攫われる幼少期のトニオの3役。リリー・フランキーは、語り部ジェデオンとアルメリーナが洞窟で出会う老クマを演じている。また、野心家のクマのサルペトルに俳優の加藤虎ノ介。クマの王様レオンスを声優界の大御所・堀内賢雄、その息子トニオの青年期を人気声優・寺島惇太が演じている。

<柄本佑 コメント>

絵が可愛く、迫力もあって美しい映画でした。色彩もすごく楽しい。どのキャラクターもチャーミングです。語り部であるジェデオンと魔術師、ビジュアルも全然違う二人ですが、それぞれのビジュアルにあった、僕の声じゃないくらいの感じでやれたら楽しいかなと思っています。老若男女楽しんでいただける作品ですので、アート好きな方も、絵とか色彩を楽しんで!お子さんは絶対に色とキャラクターの可愛さでハマっていただけると思います。

<伊藤沙莉 コメント>

語り部のアシスタントをやっているアルメリーナはすごく素直な屈託のない女の子。一方物語の中でのアルメリーナはちょっと違う女性なので、そのちょっとした差が出せたらいいなと思いながら演じました。映画を⾒させていただいたときに、私にお声がけいただいた理由がすごくわかる声だったので(笑)そこをちゃんと全うできたらいいなって思います。意外と可愛い世界観の中に、人間の愚かさのような、芯をつくものが伝わってくる映画です。大人にもじんわり伝わるし、子供にも感じられるものがあるんじゃないかなと思いますので、目でも心でも楽しんでください。

<リリー・フランキー コメント>

普遍的なものを描きながら、人間社会に入った動物たちのしわ寄せと言いますか、人間が起こしてる色々な環境に対する問題もバランスよく描かれているので、素晴らしいお話だなと思いました。何度やってもアフレコは難しいというか嫌な汗が出ますよね。やる度に声優さんってすごいなっていつも思います。僕は実写よりも先に、一番最初にやったのが、海外ものの吹き替えのアフレコだったので、そう考えると僕は声優出身だったんだなということも思い出しながら、成長していない自分にも毎回気づきますよね。


■映画『シチリアを征服したクマ王国の物語』

2021年1月14日(金)より新宿武蔵野館、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開
日本語吹替版キャスト:柄本佑 伊藤沙莉 リリー・フランキー 加藤虎ノ介 / 寺島惇太 堀内賢雄
日本語字幕:井村千瑞

(C)2019 PRIMA LINEA PRODUCTIONS - PATHÉ FILMS - FRANCE 3 CINÉMA - INDIGO FILM


▼『シチリアを征服したクマ王国の物語』予告編

※本記事は掲載時点の情報です。

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