松本まりかの変革期、人生で今が「一番の成長期」

映画・舞台 公開日:2021/11/08 12
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映画トロピカル~ジュ!プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪!』で、雪のプリンセス・シャロンを演じる女優・松本まりか



声優経験は豊富な彼女だが、悪女役の演技で脚光を浴びたこともある松本にとって、子ども向け作品へのオファーは意外だったそう。今作を通して純粋な子どもたちの心に触れてみたい、と目を輝かせる彼女に話を聞くと、近年の“成長期”で変化した家庭への価値観や、声優業への思いを話してくれた。


「子ども向けの作品に関わることができるんだ」オファーに喜び

──まずは大人気シリーズの映画化である本作への出演が決まった時の心境をお聞かせください。


「私が子ども向けの作品に関わることができるんだ」とすごく驚きました。子どもの頃には『セーラームーン』を観て育ったので、毎週土曜日19時が本当に楽しくて、ワクワクして夢中になっていました。『プリキュア』は、今の子どもたちがその時の私と同じような気持ちで、キラキラワクワクした純粋な“好き”という眼差しを向けている作品ですよね。


自分が何をできるかということより、彼女・彼らのワクワクした気持ちを汚したくないな、自分が関わることでそのワクワクをもっと増やせたらいいなとも思いました。私はそういうピュアな心に触れてみたいという気持ちが大きかったです。


──これまで参加してきた作品とは、演技の面でも変化をつけたのでしょうか。


演じる上では、声優の芝居も映像の芝居も気持ちは一緒で、根本でなにかが変わるわけではないんです。ただ『蒼穹のファフナー』以外では、声優を長いことやっていなかったので「大丈夫かな?」とは思っていました。でも気持ちで頑張りました(笑)。


──今回演じるシャロンはシャンティア王国の王女です。プリンセスはいつの時代でも女の子の憧れかと思いますが、松本さんもプリンセスへの憧れはありましたか? 


私はオーロラ姫が好きなんです。『眠れる森の美女』は、もう何百回見たかわからないくらい、ビデオテープが擦り切れるくらいに観ていました。プリンセスの中でもオーロラ姫だけは別格。謎めいていて、あまり多くを語らずに美しく存在するオーロラ姫が好きでしたね。


でもマレフィセントも気になって。嫌いなんだけどどこか魅力的で、マレフィセントの恐ろしい長台詞を一言一句間違えず、一緒になって言っていました。オーロラ姫に憧れていたんですが、セリフを真似するのはなぜかマレフィセントだったんですよね。それは今、悪女役をさせていただく機会が多いことに通じているのかもしれません(笑)。

 


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