主演映画がシリーズ化されるのは人気の証。その待望の新シリーズ『クロガラス3』(公開中)と『クロガラス0』(9月17日公開)の宣伝活動のためのインタビュー取材稼働では、20社を超える媒体からの申し込みがあったという。エンタメ業界が停滞する中で、変わらず走り続ける俳優・崎山つばさのポジションは不動。ミュージシャンとしても今年行われたワンマンライブを成功させるなど、堅調な活躍ぶり。ぶっちゃけたところ、崎山はこの恵まれた状況をどのように捉えているのだろうか?思い切って聞いてみた。
「いやいや、逆にどうですか!?と聞きたいです!」とマスク越しに相好を崩す崎山は「というのも、僕としては人気があるとかないとかは意識しないようにしているからです。それはいつまでたっても“自分は自分だ”と変わらないでいたいからです。今年は事務所移籍という身辺的な変化もありましたが、感謝を感じる時間は変わりません。人との出会い、作品との出会い、役柄との出会い。ご縁と感謝が積み重ねられることで僕という人間が形作られていくわけですから、まだまだ道半ばです」と謙遜する。
活躍の幅が広がっても初心を見失わないのは、一人の熱狂的ファンの存在が大きい。「特に母親は逐一僕の活動をチェックしてくれています。母はSNSでのファンの方々のコメントもすべて読んでいて、どんなコメントがあったのかをLINEで報告してくれます。僕に代わってエゴサーチ(笑)。実家は僕関連のポスターやグッズだらけ。親が僕の活動によって喜んでくれているのであれば、それも一つの親孝行かなと」と嬉しそうだ。