伊藤万理華に新人賞総なめの予感!乃木坂卒業後に引きこもったのは「必要な時間」

映画・舞台 公開日:2021/08/06 29
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映画賞の新人賞を総なめにする予感すらある。人気アイドルグループ乃木坂46を卒業して約4年。主演映画『サマーフィルムにのって』(8月6日公開)で、伊藤万理華が脱皮した。撮影が行われた2020年を「丸裸の一年!」と総括する元アイドルは、役名そのままに“ハダシ”でひと夏を駆け抜けた。グループ卒業後は2年程、仕事がなく身も心も引きこもっていたという伊藤。自らを開放し、瑞々しい姿をスクリーンに焼き付けるまでの軌跡とは。


約6年間、乃木坂46のメンバーとして活動。アイドルとして完全燃焼したという手応えはある。しかし「私は知名度が低いままで終わった部分もあるので、卒業後すぐにお仕事がいただけるという恵まれた環境にはありませんでした。まさにゼロからの仕切り直し。かといってどうしていいのかもわからず。2年くらい引きこもっていました」とグループ卒業後の心境を打ち明ける。


それは初めて訪れた、伊藤万理華という一人の人間として自分を見つめ直す作業の時間でもあった。「15歳からアイドル活動を始めて、仕事があるのが当たり前の状況をずっと過ごしてきました。そうなると“普通”という感覚がわからなくなる。アイドル時代は、いい意味でも悪い意味でも守られてきました。それに気づかず前進したら自分がダメになる。引きこもった時期は辛い時期ではありましたが、アイドルから人間に戻る上での必要な時間でした。あの期間がなければ、今こうして仕事をいただけているありがたみすら感じられなかったはず」と確信している。


人気グループの肩書を脱ぎ捨てたリスタートの意味を込めて、昨年には自分自身の本質をさらけ出すことを主眼にした個展『伊藤万理華EXHIBITION “HOMESICK”』を開催。それと並行するかのように打ち込んだのが、主演映画『サマーフィルムにのって』の撮影だった。グループ時代から伊藤の秘めたる魅力に目を付けていた松本壮史監督が、伊藤を当て書きにして紡ぐジュブナイル青春ストーリー。伊藤は映画監督を目指す時代劇オタクの女子高生ハダシを演じ、未来からの青年・凛太郎(金子大地)を主人公に時代劇映画を作ろうと奮闘する。


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