前島亜美、ファンとの楽しい関係性 “立場”が逆転に?

映画・舞台 公開日:2021/08/02 37
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コロナ禍で感じた苦しさを糧に

──現段階では、演じるうえでどんなことを心掛けたいと思っていますか。

ジェルメインは、好きな男性であるローブに対して振り向いてほしくてアタックする明るさ、めげない強さも持っているけれど、ローブとの間に壁も感じているのかなと思っているんです。その切なさやもどかしさのような気持ちを大切にしながらやっていきたいなと思っています。


──役柄の感情を持ち帰ってしまうようなことはないですか?レオポルド役の林翔太さんに嫉妬してしまったり。

どうでしょう(笑)。今回は山岸拓生さん以外、初めて共演する方々なんです。山岸さんは本当に優しい方なので、少なくとも山岸さんに関してはどんな役をやっていても「山岸さん」なんです(笑)。他の皆さんに関しては、本読みや稽古を通して様々な印象を抱いていくのかなと思いますが、役とは違った皆さんの魅力も知っていきたいですね。

 

──山岸さんと再会して、なにかお話はされましたか?

数年お会いしていなかったのですが、ビジュアル撮影の時に話す機会がありました。山岸さんはPR用の意気込みコメントで「俳優をやっていて良かった瞬間」について語ることになっていたんですが、メイク室でずっと「どうしよう、“あみた”どうしよう」って相談いただいていたんです(笑)。私は撮影が早く終わってしまったので、山岸さんが結局なんて答えたのかわからないのですが、解禁が楽しみです(笑)。


──コロナ禍は舞台俳優にとっても辛い状況だと思いますが、役者業について考えることはありましたか?

私も携わる作品が延期になってしまったり、稽古中だったものが中止になってしまったりしたことがありました。そんな時には「この気持ちをどこにぶつけたらいいのか」とすごく考えてしまいましたね。お客さまに観ていただくために稽古を重ねているのに、それが届かないのはすごく苦しい。


私自身も観劇が好きなので、久しぶりに舞台を観に行けたときには、ひとりの観客として、とても感動しました。照明が入ったときの高揚感や、役者さんが目の前でお芝居をしてくれることのありがたさを感じたので、俳優にとっても大変な期間ではありますが、演劇ファン、舞台ファンの方々にとっても歯がゆい期間。この作品をお届け出来るならば、全力で臨みたいなと思います。


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