前島亜美、ファンとの楽しい関係性 “立場”が逆転に?

映画・舞台 公開日:2021/08/02 37
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俳優・声優の前島亜美が、『ネバー・ザ・シナー -魅かれ合う狂気-』に出演する。


人気ミュージカル『スリル・ミー』の題材であり、実在した「ローブとレオポルド事件」をベースに描く同作。恋人関係にあるローブとレオポルドが引き起こした殺人事件を裁く法廷での激しい論争が見どころとなっている。

アイドルグループを卒業後、舞台出演や声優業などマルチに活躍する前島が今作で演じるのは、ローブの恋人・ジェルメインをはじめ、新聞記者、ハルバート医師の3役。


『踊る大捜査線』シリーズや『教場』の大ヒットでも知られる脚本家・映画監督の君塚良一による舞台初演出作でもある本作の魅力と、出演にかける意気込みを前島に聞いた。

3役の挑戦に「楽しみ」

──実際に起きた「ローブとレオポルド事件」を描く『ネバー・ザ・シナー』。作品の印象はいかがでしたか?

『スリル・ミー』は知っていたのですが、この事件が実際に起きたことだというのは知らなかったんです。台本がすごく面白くて、一気に読みました。その後に資料集をいただいて、実際の事件の詳しい情報や、ローブやレオポルドの人柄を知りました。台本では描かれていない、その後の2人の生涯まで載っていたことで、物語の見方が変わりましたし、これから始まる稽古を通して、もっと理解を深めていきたいなと感じました。


──舞台は複数の役をひとりでやることも多いですよね。今回も3役を兼任されます。

オファーをいただいた時点では、役柄については詳しく聞いていなかったので、台本を開いてから「あ、3役やるんだ」と知ったんですよね(笑)。今回は役の幅も広いので、稽古を通していろんな視点を発見していかなければいけないなと思います。


──役の切り替えが大変そうです。

難しいですね。以前出た舞台で、いろんな役を演じ分けながらずーっと舞台上にいるような作品があったのですが、最初の頃は着替えとか出ハケに必死で「切り替えどころじゃない!」というようなこともありました(笑)。今回は出演人数が少ない分、より濃密にテンポ良く作っていけるんだろうな、と今からとても楽しみです。


──今作は、『教場』などを手掛けた脚本家・映画監督の君塚良一さんによる初の舞台演出となります。

すごく楽しみで、今回ご一緒させていただけるのがとても光栄です。初めてお会いしたのは衣装フィッティングの時だったのですが、ごあいさつした時に「台本読んでどうだった?」と声を掛けてくださったんです。君塚さんには、特にジェルメインに力を入れてほしいとおっしゃっていただいたので、これから色付けしていきたいなと思います。

 

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