高橋一生『るろうに剣心』で魅せる存在感の凄み、裏打ちされた役への“深度”

映画・舞台 公開日:2021/06/12 79
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約10年に渡り、壮大なスケールにて展開されてきた『るろうに剣心』シリーズが、いよいよ『るろうに剣心 最終章 The Beginning』(公開中)にて完結を迎える。佐藤健演じる緋村剣心がなぜ“人斬り抜刀斎”から、流浪人となったのか――その謎が語られる本作で、剣心が、人斬り抜刀斎となるきっかけを与えた人物・桂小五郎を演じているのが、俳優の高橋一生だ。


高橋演じる桂は、ブレることなく倒幕へ向かう長州の旗頭となるリーダー的存在。二転三転とする政局のなか、暗躍する影の存在として剣心を見出し、時代を変えるためという大義名分で、人斬りの道へ誘うという役柄だ。

難役も…瞬間で魅せる存在感の凄み

桂と剣心の出会いは、長州藩の奇兵隊の試験場。剣心の腕前に驚いた桂が、剣心を幕府要人の暗殺を担う人斬りとして育てることを決意する。剣心の人生の始まりを決める重要な役柄であるが、劇中で桂の登場シーンはそこまで多くない。短いシーンのなかで、剣心との関係性を表現しなくてはならないという難役だ。


しかし、高橋は「日本という国の未来のために」という思いはあるものの、若い剣心に人斬りという役目を任せることへの複雑な思いや、自身で手を下さないという負い目、さらにはそんな思いを封じ込めるような強い信念など、桂の持つさまざまな感情を短時間のなかで、直接的ではなく、内側から滲ませるような繊細な表現で、観客をエモーショナルに誘っている。

こうした高橋の芝居に、佐藤も「るろうに剣心 GLOBAL FAN SESSION」の壇上で「出演シーンが限られたなかで、スクリーンに映し出された瞬間に芝居で人生を納得させてなければいけない難役。一生さんは見事に演じていた」と称賛を送ると、メガホンをとった大友啓史監督も、高橋の起用理由について「唯一無二の表現をしっかり探り当ててくれ、その深度も半端ない」と役への深い理解度をあげていた。


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yuta🦔🐙☕🦊☯️ @yutanovel 7月22日

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