秋田汐梨、初舞台で感じた“絆”乃木坂46筒井あやめは「すごく大切な人になっていくと思う」

映画・舞台 公開日:2021/06/04 20
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女優・秋田汐梨が、舞台パルコ・プロデュース『目頭を押さえた』で乃木坂46の筒井あやめとW主演する。

中学1年生から雑誌『nicola』のモデルとして芸能活動をスタートさせ、現在では雑誌『Seventeen』のレギュラーモデル。数々の映画やドラマへ出演している彼女だが、舞台は今作が初挑戦となる。


伝統的に林業を生業としてきた関西圏の山間のとある集落を舞台に、写真家としての才能を開花させていく高校3年生の遼(筒井)。秋田が演じるのは、その仲良しの従姉妹で同級生でもある修子だ。


伝統と新しいもの、田舎と都会、平凡と非凡、死と生といった正反対の価値観が混在する今作で、新境地へと挑む彼女に話を聞いた。


初舞台の稽古は毎日が発見と勉強の連続

──舞台は初とのことですが、今回のお話を聞いたときの心境を教えてください。

実はいままで舞台を観たこともなかったんです。どういうものなのかわからない状態でオファーをいただいたので、自分が舞台に立つ想像もできなくて、セリフを覚えられるかどうかや、声の出し方や声量にも不安がありました。でも、嬉しいお話だし挑戦しようと。出演を決めてからは、まず舞台を観に行ってみようと、作家の横山拓也さんが演出をされていた舞台を観に行かせていただいて、そこで「舞台とはこういうものなんだ」と初めて知りました。


──舞台そのものの魅力はどう感じましたか。

勉強をするために観に行ったのですが、それを忘れてしまうくらい楽しくて見入ってしまいました。舞台は決められたセットの中で行うので、映像と違って観る側が場面を想像するじゃないですか。それが面白かったし、理解していくのも楽しかった。すごく良い機会になりました。



──現在は稽古の真っ最中だと思いますが、実際の現場はいかがですか。

みんなでそれぞれの役の事を考えて意見を出し合って作っていくので、毎日色々な発見があってとても勉強になります。休憩時間とかもみんなでたくさんお話をしていたりして、本当に楽しい、和気あいあいとした現場です。私と筒井あやめさん以外の先輩方がすごく盛り上げてくださるので、緊張せずにただただお芝居のことを考えてお稽古することができています。


──秋田さんと筒井さん以外の方、なんですね(笑)。最初はお2人で「緊張するね」など話していたんですか。

そんな話をすることもなく、個々で緊張していました(笑)。私、人見知りで、たぶん筒井さんも人見知りなんです。私はこれでも昔と比べたら直ってきたほうで、相手がどんどん話してきてくれたら話せるんですけど、お互い人見知りだとどうしようもなくて(笑)。


──会話が始まらないんですね(笑)。

そうなんです(笑)。だから筒井さんとは、最初はきっかけがつかめずなかなか話せませんでした。でも先輩方がたくさんコミュニケーションをとってくれたおかげで、私も筒井さんも緊張がとれて、みんなでお話ができるようになってきました。


──その後、筒井さんとは2人で話せるようになりましたか?

みんなでお稽古をする前にコミュニケーションを深めるために、言葉を使ったゲームをするんです。例えば、背を向けている何人かのうち、ひとりに対して誰かが後ろから話しかけて、「自分が話しかけられた」と思った人が振り返る、というものだったり。演出の寺十吾さんや舞台経験豊富な枝元萌さん、橋爪未萠里さんが毎回色んなゲームを提案してくださるんですが、舞台上でのお芝居で、言葉の矢印をハッキリさせる練習で重要なんです。筒井さんとは、そういうゲームをきっかけにちょっとずつ話すようになりました。


──なるほど。

今回の作品で、筒井さんと2人で喪屋に行く、というシーンがあるんです。自分たちの出番まで喪屋で待機している間、最初の頃は2人してただ三角座りをしてジッとしていたんですが(笑)、最近はリラックスしてきて「もうすぐ出番だね」なんて喋ったりすることもあります。

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