各著名人からも絶賛され、主要都市の大型書店で、文庫売り上げランキング第一位が続出するなど発売時の注目度の高さが伺える竹宮ゆゆこの小説を原作とした映画『砕け散るところを見せてあげる』が、4月9日全国公開された。
本作は、アニメ「とらドラ!」「ゴールデンタイム」で知られ、言葉の軽快さで10代特有の空気感を表現し各世代から支持を集める竹宮ゆゆこの初の実写映像化作品。W主演の中川大志、石井杏奈と、井之脇海、清原果耶、松井愛莉、北村匠海、矢田亜希子、木野花、原田知世、堤真一ら豪華キャストが出演する。この度、SABU監督自らが編集・制作したスペシャルトレーラーの第5弾“想い出篇”が解禁となった。
今回解禁された”想い出篇”は、ある女性(原田知世)の、穏やかで優しい表情から始まる。清澄(中川大志)と玻璃(石井杏奈)の”ある事件”のその後の映像となっており、本編では見られない清澄と玻璃の穏やかな日常が映し出されている。
タンスを2階に運ぼうとして壁に傷をつけてしまう清澄。微笑み返す玻璃。駅前で清澄の帰りを待つ玻璃。玻璃のお腹には新たな命が宿っている。仲良く家路につく2人。―それら全てが眩い”想い出”として描かれる。これまでの予告篇で描かれた不穏な空気やサスペンス要素たっぷりの映像とは打って変わり、2人の穏やかな日々とで何気ない幸せが切り取られ、心温まる内容となっている。
SABU監督の予告映像はあと1つ‥!第6弾の公開も期待してほしい。
そして、今回新たにコメントを寄せたのは、映画監督のキム・ジウン(『箪笥』『甘い人生』)、韓国の女性アイドルグループ・少女時代出身の女優チェ・スヨン、そして2020年に『バチェラー・ジャパン』の男女逆転版婚活サバイバル番組『バチェロレッテ・ジャパン』に、初代バチェロレッテとして出演したモデルの福田萌子など海外で活躍する豪華な面々。世界的に評価が高いSABU監督の最新作に、海外からも絶賛コメントが到着した。
■キム・ジウン/映画監督 (『箪笥』、『甘い人生』など)
誰かを守ってあげるとのことは誰かの英雄になること。それは地球を救うことよりもつらいことかもしれない。
これは、SABU監督が作り上げた暗くて奇異なラブストーリー。
■チェ・スヨン/女優 (少女時代)
誰かが助けを切望しているとき、その願いを見過ごさない者がヒーローになることができる。
愛の物語の中に、温もりと緊張感が入り混じった魔法を見せてくれる、そんな映画でした。
■福田萌子/モデル (『バチェロレッテ・ジャパン』)
心臓を掴まれたような苦しさの中で、何気ない会話が一段と輝きを放ち、主演の中川大志さん石井杏奈さんのセリフの間に滲みでる空気感が儚くて尊い。
衝撃のストーリーと共感性のある感情が自分の中で渦を巻いて、終盤は呼吸をするのを忘れそうになりました。
©2020 映画「砕け散るところを見せてあげる」製作委員会