俳優・綾野剛を見直して挑んだ『ホムンクルス』、清水崇監督が作品で届けたい“愛の形”

映画・舞台 公開日:2021/04/12 19
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頭蓋骨に穴をあけるトレパネーションという禁断の手術を中心に、人間の正体を鋭く描く山本英夫の伝説的カルト漫画『ホムンクルス』。独創的で過激な描写も多く、映像化不可能と言われていたこの作品が、清水崇監督・綾野剛主演というタッグで実写映画化。


4月2日の公開より連日大ヒット上映との状況を受け、綾野剛×清水崇監督という豪華なオンライン合同インタビューが行われ、撮影秘話や知られざる舞台裏の葛藤が語られた。




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――『ホムンクルス』原作の印象はいかがでしたでしょうか。


清水崇監督「僕が散々やってきたホラーとはまた違う、実際にある施術をもとに山本英夫先生がこの発想に行きついているという事に驚かされました。連載中、山本英夫先生との対談を依頼され、彼の制作スタジオが近所であることが分かり、交流していた時期があったんですが、先生が葛藤を抱えながら作品を描かれていることを知っていたので、生半可な思いで映像化することは出来ないと考えるようになりました」


綾野剛「はじめて作品に触れた時には、ここまで人の脳内にある圧倒的な狂気を漫画化してしまっていいのか。という感覚になりました。頭の中で起こっていることって、暴力的で狂気で危なくもあり、ファンタジック。それをそのまま漫画にしてしまっているようで、読んだ時には漫画だからできる表現の広さやコントラストの深さに感動しました」


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