劇団EXILE小野塚勇人、初ミュージカルで難役「強いメンタルを持って立たないと」

映画・舞台 公開日:2021/03/24 16
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韓国発ミュージカル『INTERVIEW~お願い、誰か僕を助けて~』(4月4日まで上演)の公開ゲネプロ・囲み取材が24日、東京・品川プリンスホテル クラブeXにて行われ、松本利夫(EXILE)、糸川耀士郎、伊波杏樹、丘山晴己、小野塚勇人(劇団EXILE)、山口乃々華が出席した。


本作は、メインキャストがダブルキャストとなっており、『Taem RED』で松本、糸川、伊波が、『Team BLUE』で丘山、小野塚、山口が共演。この日、行われた『Taem RED』のゲネプロ後に、囲み取材に応じた面々は、本作の魅力を尋ねられると、ベストセラー作家であるユジン・キム役を演じる丘山は「クリエイティブチームの皆さまのおかげで、360°ステージのために作られた作品じゃないかなというくらい素敵で、すべてを有効活用したステージなんじゃないかなと思います」と語り、「ニューヨークのような雰囲気を醸し出したステージになっていて、韓国発なんですけど、海外に来たみたいな雰囲気に包まれるんじゃないかなと思います」とアピール。「痛い、苦しいミュージカルでもあるかもしれないんですけど、愛される作品になるんじゃないかなと思います」と期待を寄せた。


また、秘密を抱える推理小説作家志願生シンクレア役を演じる小野塚は、解離性同一性障害という難役に挑戦したが、注目してほしいポイントを聞かれると「1人の人間なんですけど、いろんな人格が住んでいるということで、最初、解離性同一性障害はどういうことで起きてしまったのかということを調べさせていただいて、いろんな問題がある中でできた精神疾患という難しい役ではあるんですけど、ただ喋り方が変わるということではなく、出てくる人格の人生やバックボーンが見えるような、そんな厚みのある演技を目指して稽古に励んできました」とこだわりを明かし、「いろんな見せ方があるので、見ていて飽きないのはもちろん、役の核の部分も皆さんにお見せできたらなと思っています」と語った。


そして、謎の事故で亡くなった18歳の少女ジョアン役を演じる山口は、チームを代表して意気込みを聞かれると「個人的に初めてのミュージカルで、初めての舞台作品なんですけど、たくさんの準備をしてここに立っています。いろんな人に助けていただいて、支えていただきながら、こういう風に素敵な作品ができたんだなと今、感じています」と感慨深げに語り、「辛くて目を覆いたくなるような苦しい作品ではあるんですけど、歌詞の中に何度も“愛”って言葉が出てきます。この物語は愛の物語なので、そして皆さんに(愛を)受け取ってもらいながら、考えてもらったり、感じてもらったりしていただけたらなと思っています」とコメント。「ジョアンも愛を表現できるように、しっかりと役目を果たせるように頑張りたいなと思います」と力を込めた。


さらに、1番苦労した点を尋ねられると、台本の内容を理解することに1番苦労したという丘山は「ストーリーは理解できるんですけど、セリフのひと言、ふた言で自分の解釈が3〜4つ出てきたくらい可能性が多いので、読み砕いていく作業が1番大変でしたが、逆にいうとハッピーなことで、役者として幸せなことなんだなって思いましたね」と声を弾ませ、初ミュージカルの小野塚は、膨大なセリフ量と膨大な歌に苦戦したそうで「歌っている間にもセリフがあって、歌とセリフのテンション感の合わせ方とか、セリフを噛んだり飛ばしてしまっても、また(次のセリフがすぐ)来るので、心の切り替えを許してくれないということろが1番しんどいですね。それをズルズルといかないように、強いメンタルを持って立たないといけない舞台なので、そこの怖さは感じています。本番に入っても強いメンタルを持って、このステージの世界観に入り込んで、ゾーンに入りたいと思います。集中力の極限状態をゾーンって言います!」と力強く語った。


同じ質問に、幼少期、18歳のジョアン、そして母親という3役を演じ分けることが難しかったという山口だが「お稽古時間がすごく楽しくて、明るい作品ではないんですけど、現場の雰囲気は明るくて、メリハリがある空間の中でやらせていただいたので、大変なことよりも楽しいがいっぱい浮かんできて、ありがたかったなって思いました」と充実した表情を浮かべ、今後、またミュージカルへの出演依頼が来たらどうするか追求されると「もっともっと挑戦していきたいなと思っています。初めの一歩がこの作品でよかったなと思うくらい楽しくて、難しいですけど本当に楽しいので、幅を広げながら挑戦していけたらいいなと思うほど、ミュージカルの世界は魅力的だなと思っています」と目を輝かせた。



<ストーリー>

愛する人に裏切られたショックから殺人を犯した一人の少年。

彼は自らを罰するべく自死を選ぼうとするが、自らも知らないうちに記憶を改ざんし、死を逃れ、生き延びた。

そして10年後。

青年となった殺人犯の少年は記憶が蘇り、罪の意識から今度は連続殺人犯となっていった。

2001年、ロンドンのとある小さい事務所のドアを叩く音・・・。

ベストセラー推理小説『人形の死』の作家であるユジン・キム(松本/丘山)の事務所へ、作家志望の青年シンクレア(糸川/小野塚)が訪ねてくる。

ユジンは、自殺を企てた連続殺人犯が書いた遺書を差し出し、シンクレアに物語を作ってみろと促す。

そこから10年前の殺人事件の真犯人を探す2人の男の「インタビュー」が始まる。

※本記事は掲載時点の情報です。

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