2016年の初演以来、各地で完売が続出した話題の韓国発ミュージカル『INTERVIEW~お願い、誰か僕を助けて~』が初の日本人キャストにより上演決定。しかもメインキャストはダブルキャスト。Taem REDでは松本利夫(EXILE)、糸川耀士郎、伊波杏樹が共演し、Team BLUEでは丘山晴己、小野塚勇人(劇団EXILE)、山口乃々華が名を連ねる。そこで今回はTeam BLUEの3人に直撃。今回、初共演となる3人に舞台への思いやお互いの印象などを聞いてきた。
――まずはみなさんの役どころから教えていただけますでしょうか?
丘山「ベストセラー推理小説の作家、ユジン・キムという人物を演じるんですが、今回の物語って何を言ってもネタバレになっちゃうんですよね」
小野塚「そうなんです」
丘山「それでも事件の謎を解き明かしていく人物とは言えそうです」
小野塚「僕が演じるのは作家志望の青年。ユジン・キムさんのアシスタントという入口で物語はスタートするんです。愛に飢えた男って言えばいいのかな?」
山口「私が演じるジョアン・シニアは謎の事故で死んだ18歳の少女。孤独ながらも必死に生きてきた女の子です」
――今回、全員が初共演となりますが、丘山さんは小野塚さんと山口さんにどんな印象を抱きましたか?
丘山「最初にお会いしたときからお2人は本当に優しくて。それに明るい方たちなので楽しいチームを作れそうだなって。Team BLUEはハッピーなチームになれそうです!」
小野塚「僕も丘山さんはすごく気さくな方だなって感じました。劇中では2人の掛け合いも多いですし、すごく楽しい作品になるんじゃないかと思っています。乃々華さんとは同じLDHに所属していますが、初めての共演。一緒に切磋琢磨して、いい舞台を作っていきたいなと思います」
――丘山さんは気さくな方なんですね?
丘山「はい。自分で言うのもなんですが、とっても気さくな人間です(笑)」
山口「あはははは」
丘山「難しい作品になればなるほど、現場は明るい感じで作っていきたいなって」
山口「丘山さんは初めてお会いしたときから、いつもニコニコされていて」
丘山「気持ち悪くなかったですか?」
山口「そんなことないです! 私はとても緊張していたので、すごく安心しました。小野塚さんは私がEXPG STUDIOの生徒だったときから面倒を見てくれた先輩で。だからとても世話焼きのお兄さんってイメージが強いです」
丘山「カッコイイ!」
小野塚「乃々華さんのことは小学校のころから知っていたので」
丘山「へぇ~」
山口「たまに事務所でお会いすることはあるんですが、10年前のお兄さんと今、こうやって一緒にお仕事をすることができてうれしいです!」
――そして丘山さんといえば、ニューヨークのブロードウェイで活動していたパフォーマー!
山口「舞台ではついていきます!」
小野塚「僕も足を引っ張らないようにしないと」
丘山「でも、僕が一番足を引っ張っちゃうと思うんで」
小野塚・山口「いやいやいや」
丘山「僕、帰国子女なんで日本語があまり読めないんです」
小野塚「えっ!?」
山口「そうなんですか?」
丘山「そう。だからマネージャーさんに台本の漢字は全部、ルビを振ってもらってるんです。それが一番、心配しているところなんですが、頑張ります」
小野塚「そんなに日本語がお上手なのに。しゃべれるけど、読めないってことですか?」
丘山「そう。しゃべるのはめちゃくちゃ頑張りましたから」
山口「へぇ~」
丘山「4年前、帰ってきたばかりのころはヤバいなんてもんじゃなかったから(笑)」
小野塚「それまではずっと英語だったんですか?」
丘山「そうです」