岡田将生「こんな日がくるとは…」舞台共演でテンションが上がる共演者

映画・舞台 公開日:2021/03/08 13
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2021年7月11日(日)~8月3日(火)BunkamuraシアターコクーンにてCOCOON PRODUCTION 2021『物語なき、この世界。』の上演が決定。岡田将生が売れない俳優を、峯田和伸が売れないミュージシャンを演じる。



作・演出を手掛けるのは、スキャンダラスな題材と、リアルな感情を追求した演出で、観る者の感情を揺さぶる三浦大輔。


シアターコクーンには2015年ブラジル演劇の巨匠ネルソン・ロドリゲス『禁断の裸体』の演出で初登場。2018年のオリジナル戯曲『そして僕は途方に暮れる』では、現実に向き合わないダメ人間の逃亡劇を描いた。エロスや暴力シーンを封印し、精緻な台詞と構成で微妙な人間関係を巧みに演出、新境地を切り開いた。その活躍は舞台だけにとどまらず、映画監督としてのキャリアも積み上げた三浦大輔による、3年ぶりの書き下ろし作を満を持して上演する。


30歳を過ぎても売れない俳優で、同棲している彼女の稼ぎでヒモ生活をおくる菅原裕一役には、2019年Bunkamuraシアターコクーンで上演された『ハムレット』でタイトルロールを熱演し好評を博した岡田将生。


売れないミュージシャンで菅原の田舎の高校の同級生、今井伸二役には大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』や三浦大輔監督作品 映画『ボーイズ・オン・ザ・ラン』に出演するなど三浦との親交も深く、テレビ、映画と俳優として活躍の場を広げているロックバンド銀杏BOYZの峯田和伸。


今井のバイト先の後輩でフリーターの田村修役には舞台『泣くロミオと怒るジュリエット』で、コミカルながらも哀切なジュリエットを見事に演じた実力派俳優柄本時生。


菅原の彼女でOLの鈴木里美役には舞台『星の数ほど星に願いを』やドラマでも主演を務め、女優・モデル・バラエティなどジャンルにとらわれず多方面で活躍する内田理央。


歌舞伎町のスナックのママ、橋本智子役には舞台『禁断の裸体』、映画『裏切りの街』と多くのタッグを組み、三浦が絶大な信頼を寄せる寺島しのぶ。第60回ベルリン国際映画祭では銀熊賞を獲得し、国際的な評価も高く、劇世界に奥行きを与える。


人生に“ドラマ”を求める現代人に問いかける、三浦大輔の意欲作に個性豊かな俳優陣で挑む。


<作・演出 三浦大輔 コメント>

新宿・歌舞伎町のゴジラロードを通り過ぎ、映画館に向かう人波。“物語なんてない”猥雑な街並みと、“物語を求める人間”が一緒くたになった歪な風景を見たとき、ここを舞台にしようと決めた。自分自身、舞台や映画をつくりながら「なぜ、こんな都合がいい出来事ばかりを並べているんだ?」と違和感を感じることがある。歌、小説、絵画といった芸術、あるいはニュース番組……「人生は物語だ」という言葉も都合のいい理屈、所詮は自分の人生をドラマチックに彩りたがる人間のエゴで、むしろドキュメンタリー番組だったら使われない部分、人生の残りカスが本質かもしれない。「人間、所詮そんなものだ」という諦念を描くのではなく、『世の中』というもの自体の“あら”や“だらしなさ”のみを抽出し、そこに執着し、キレイごとやメッセージなしで、この世界の矛盾を暴く――そんなことを試みたい。


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