ドワンゴジェイピーnewsサービス終了のお知らせ

深川麻衣「意識したのは声の掛け方」 真摯にカメラに向き合うメイキング写真解禁

映画・舞台 公開日:2021/01/19 1
この記事を
クリップ

主演:深川麻衣、熊澤尚人監督オリジナル脚本で描く感動作『おもいで写眞』が、2021年1月29日(金)に全国公開される。本作は、熊澤尚人監督が「人が生きる豊かさと年を重ねる美しさ」を繊細に紡いだ小説『おもいで写眞』の映画化となる。



主演は、『パンとバスと2度目のハツコイ』で、第10回TAMA映画賞最優秀新進女優賞を受賞し、その後も『愛がなんだ』『空母いぶき』など話題作への出演が続く深川麻衣。嘘にまつわる切ない記憶から、不器用なほど真っすぐに生きてきた結子を、透明感あふれる強い眼差しで演じた。さらに、高良健吾香里奈井浦新ら実力派に、吉行和子古谷一行と日本映画の歴史を作ってきた名優たちが、物語に自身の歩んできた道のりの深みを与えた。監督は、『おと・な・り』『君に届け』『ユリゴコロ』の熊澤尚人。人間の心の機微をすくい取り高く評価されてきた手腕で、今の時代にこそ必要な世代を超えた人と人との触れ合いをオリジナル脚本で描く。

さらに主題歌には、注目の実力派アーティスト、安田レイの『amber』。〈おもいで写真〉を通じてお年寄りたちの日々を次第に輝かせていくという希望の物語を力強い歌声で支える。また、本作は主演の深川麻衣所属の芸能プロダクション・株式会社テンカラットの25周年企画となる。数々の俳優、女優を輩出し映画に寄り添ってきたテンカラットが、設立25周年となる節目に、先輩たちからの学びや、自身の振り返り、そして成長というメッセージを込め、熊澤尚人監督とタッグを組み、本作の制作を企画した。


この度、カメラマン役を演じた深川麻衣のメイキング写真が一挙解禁となった。結子(深川麻衣)はお年寄り向けに「遺影」撮影の仕事を頼まれることになるが、最初は縁起が悪いと敬遠され中々撮影をさせてもらえない状況だった。しかし、和子(吉行和子)との出会いをきっかけに、それぞれの思い出溢れる場所で写真を撮る「おもいで写真」を撮り始める。本作は、カメラのファインダーを通してその人の人生の思い出に寄り添い、それぞれの思い出を写真という形で残すことにより、永遠に色褪せることのない記憶と記録として残していく大切さを教えてくれる作品だ。

そして今回解禁となった写真は、普段からフィルムカメラを持ち歩いている程のカメラ好きでもある深川が、カメラマン役に挑戦ということもあり、撮影の合間に共演者やスタッフにカメラを向ける姿が映し出されている。深川の人柄が伝わってくる優しげな笑顔のカットや真剣な眼差しでシャッターを切る姿など、真摯にカメラに向き合っていることが見て取れる写真ばかりだ。大好きだった祖母の遺影がピンボケ写真だったことを悔やんでいた結子。そんな苦い経験もあり引き受けた「思い出写真」の撮影は、最初は無愛想にカメラのシャッターを切っていたが、写真を見て思い出に浸り笑顔が絶えないお年寄りの姿を見ていくうちに、撮る者の心や被写体の気持ちをも投影されることを学んでいき、カメラマンとしても成長していく。

カメラマンという役を演じたことについて深川は「フィルムカメラで写真を撮るのは昔から好きだったんですけど、自分で設定して撮るというのが初めてだったので、現場のカメラマンさんに色々撮影前から撮影中もご指導いただいて、撮影していました」と撮影を述懐している。そして「強く意識したのは声の掛け方です。本当にカメラマンさんって、掛け声とかテンポを作るのが上手なので、“はい、チーズ”とか“はい、はい”とか掛け声をちょっとずつ変えていきました」と、本作の役づくりについて語っている。

彼女の優しい雰囲気をそのままに、結子同様真っ直ぐな眼差しで演じた、映画『おもいで写眞』にぜひご期待いただきたい。


■映画『おもいで写眞』

1月29日(金)全国公開
出演:深川麻衣 高良健吾 香里奈 井浦新 古谷一行 / 吉行和子
配給:イオンエンターテイメント

(C)「おもいで写眞」製作委員会


▼過去の記事はこちら

※本記事は掲載時点の情報です。

この記事の画像一覧 (全 4件)

KEYWORD

注目のキーワード

TREND

トレンド

PRESENT

読者プレゼント