“監督” 池田エライザをリリー・フランキーら絶賛「70歳のベテランが撮ったみたい」

映画・舞台 公開日:2020/12/04 8
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女優の池田エライザが初めて監督に挑戦した映画『夏、至るころ』の初日舞台あいさつが4日、都内の劇場で行われ、池田のほか主演の倉悠貴、出演者のリリー・フランキー、原日出子が登壇した。


池田が原案・監督を務め、編集までも尽力した意欲作。10代で上京した池田の実体験を元に紡いだ物語で、福岡県田川市を舞台に高校最後の夏を迎えた青年の言葉にならない焦りや葛藤、そして成長を描く。


新型コロナウィルスの影響で延期となり、この日ようやく封切りまでこぎつけた。池田は「2年前から動き始めて、やっと見ていただくことになりました」と安堵の表情で、「伝えたいことを映画に閉じ込めることができました。将来の不安はありますが自分のことを大切にする時間を取ってみてほしい。みずみずしいいお芝居と熱い和太鼓を楽しんでください」と呼びかけた。


リリー・フランキーは“池田監督”の仕事っぷりについて「安定感のある監督で、的確。仕上がりを見ても22、23歳の女の子が撮った映画ではない。70歳のベテランのおじいさんが撮ったみたいな(笑)。一言一言やエピソードに池田監督のメッセージが散りばめられている」と太鼓判を押し、さらに「この映画の宣伝があり、今日の昼の『徹子の部屋』に出て『レット・イット・ビー』を弾き語りしている。もうこれはポール・マッカートニーしかやっちゃいけないから(笑)」とその多才っぷりに驚愕。


原も「現場で姿をみてて間違いないなって。迷いがない。若い監督さんとご一緒すると迷うこともあるのですが彼女は一切なくて。自分が演技をしている経験があるからだと思いますが、スムーズな現場だった。ちょっとびっくりしちゃった。優秀な映画監督」と絶賛した。


また、主演を務めた倉が「感情が上手く入らないシーンで寄り添ってくれた感じ。優しく語ってくれて、それでスッとお芝居がうまくいったのを覚えています」と池田に感謝。池田は「倉くんが涙するシーンがあって。涙することはできるけど現場の雰囲気と感情の辻褄が合わなかったんだよね若いなりの感情の拙さで迷っているのかなと思ったので撮影を止めた。厳しくしたりもしたけど、何が悔しかったのか話し続けた。すごく魅力的な画が撮れました」と回想。


するとリリーが「確かにその撮影のとき池田監督と話し合いした倉くんが戻ってこなくて。やっと戻ってきたら血だらけで。歯がなかった。池田監督は“そういうタイプ”の監督だった…」と悪ノリすると、池田は「真逆ですよ~」と苦笑いだった。


※本記事は掲載時点の情報です。

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