福山雅治、最優秀男優賞は神木隆之介のおかげ!?「なにかおごります」

映画・舞台 公開日:2020/11/30 23
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第12回TAMA映画賞授賞式が28日、府中の森芸術劇場どりーむホールにて行われ、最優秀男優賞を受賞した福山雅治、濱田岳、最優秀女優賞を受賞した水川あさみが出席した。福山は『ラストレター』で神木隆之介が、福山演じる作家・乙坂の高校時代を演じたことに「彼からいろいろ役へのプレゼンテーションを受けました。この賞は神木くんと僕とでいただいた賞です」と事務所の後輩を立てていた。なお水川とともに最優秀女優賞を受賞した長澤まさみは、映画『MOTHER』の大森立嗣監督が代理で登壇した。


TAMA映画賞は、多摩市及び近郊の市民からなる実行委員が、明日への元気を与えてくれる作品・監督・俳優を映画ファンの立場から感謝を込めて表彰する祭典。


映画『ラストレター』『マチネの終わりに』で受賞した福山は「こういう賞をいただくのは、随分久しぶりなので、すごく嬉しいですね」と渡されたトロフィーをじっと見つめると「この重みを感じながら、今晩さっそく晩酌をするのを楽しみにしています」と笑顔。


自身が演じた小説家・乙坂について、メガホンをとった岩井俊二監督のエッセンスを感じたと福山は話すと「モデルとなる人物がそばにいたので、演じたというよりは監督の雰囲気をお借りした感じでした」と撮影を振り返る。


10代の乙坂を演じた神木について「彼はすごく技術が高く、ち密な俳優なので、役について細かくプレゼンテーションを受けました。僕は目の下にほくろがあるのですが、神木くんから『ほくろを足していいですか』と相談されたんです」と撮影エピソードを明かすと「神木くんと僕とでいただけた賞だと思っています。神木くんにもなにかおごります。ありがとう神木くん」と呼びかけていた。


福山にとって音楽デビュー30周年となる。俳優としても大活躍しているが、映画への思いを尋ねられると「監督さん、プロデューサーさんが集っていらっしゃるので、この場を借りまして、これからもどんな役でも頑張って演じていきたいと思いますので、お仕事事務所にお問い合わせいただければ」と営業活動(!?)し、会場を笑わせていた。


また最優秀女優賞を受賞した水川は「主演女優賞は初めてだったので、飛び上がるぐらい嬉しいです」と屈託ない笑顔を見せると「『喜劇 愛妻物語』は台本を読んで絶対やりたいと思っていた作品だったので、そんな思い入れのある映画で賞をいただけるなんて……」と感無量な表情を浮かべる。『喜劇 愛妻物語』で水川の夫役を演じた濱田も、最優秀男優賞受賞に「世界を変えてしまうような渦を乗り越えて映画が公開できたことも奇跡ですが、この場に立たせていただけたことも奇跡です」と晴れ晴れとした表情で語っていた。

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■第12回TAMA映画賞受賞作品、受賞者は以下の通り


【最優秀作品賞】

・『海辺の映画館-キネマの玉手箱』(大林宣彦監督、及びスタッフ・キャスト一同)

・『ラストレター』(岩井俊二監督、及びスタッフ・キャスト一同)


【特別賞】

・城定秀夫監督、及びスタッフ・キャスト一同 (『アルプススタンドのはしの方』)

・岩井澤健治監督、及びスタッフ・キャスト一同 (『音楽』)


【最優秀男優賞】

・福山雅治(『ラストレター』『マチネの終わりに』)

・濱田岳(『喜劇 愛妻物語』『グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇』『コンフィデンスマンJPプリンセス編』ほか)


【最優秀女優賞】

・水川あさみ(『喜劇 愛妻物語』『グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇』『ミッドナイトスワン』)

・長澤まさみ(『MOTHER マザー』『コンフィデンスマンJPプリンセス編』)


【最優秀新進監督賞】

・HIKARI監督(『37セカンズ』)

・ふくだももこ監督(『君が世界のはじまり』)


【最優秀新進男優賞】

・宮沢氷魚(『his』)

・北村匠海(『サヨナラまでの30分』『思い、思われ、ふり、ふられ』『影踏み』ほか)


【最優秀新進女優賞】

・松本穂香 (『君が世界のはじまり』『わたしは光をにぎっている』『酔うと化け物になる父がつらい』『his』ほか)

・森七菜 (『ラストレター』『青くて痛くて脆い』『地獄少女』『最初の晩餐』)


*映画賞の選考期間:2019年10月~2020年9月に劇場公開された作品が対象。


※本記事は掲載時点の情報です。

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