北村匠海 小松菜奈 吉沢亮、豪華な兄弟妹のキャスティング秘話とは…

映画・舞台 公開日:2020/11/20 2
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この度、西加奈子のベストセラーが原作の映画『さくら』(現在公開中)の、新カットが解禁とされた。



原作は累計55万部を突破する直木賞作家・西加奈子の同名小説。登場するのは、サクラと名付けられた1匹の犬と5人の家族。そして、彼らにとって大切なひとたちだ。『三月のライオン』、『ストロベリーショートケイクス』など海外からも高い評価を受け、詩情溢れる作品を多数生み出してきた矢崎仁司監督のもと、長谷川家の兄弟妹を演じるのは北村匠海小松菜奈吉沢亮という人気、実力を兼ね備えた俳優陣。3人の母を寺島しのぶ、父を永瀬正敏が演じ、彼らと出会う女性キャラクターには、小林由依欅坂46)、水谷果穂山谷花純というフレッシュな顔ぶれがそろった。

世界的に活躍するピアニスト、アダム・ジョージが劇中曲を担当し、今年“再生”した東京事変が書き下ろした主題歌『青のID』がエンディングを彩る。

北村匠海、小松菜奈、吉沢亮が3兄弟妹を演じることで注目を集める本作。この兄弟妹役のキャスティングに当たって、美男美女であり、演技力、そして全体像として、父母候補含め家族に見えるか、という部分に重きをおいて進められたことをプロデューサーが明かす。物語のなかで主人公である次男・薫のモノローグが多いことから、“その優しい声が魅的”である北村匠海が薫役に決定。


物語の縦軸にもなる末っ子・美貴を、ある種の中性感があり、自分の感性に忠実に生きる様がリンクする小松菜奈に、そしてヒーローであるハジメのような存在感を持ち、北村・小松の兄を演じられる唯一の俳優として吉沢亮が長男・ハジメ役にキャスティングされた。こうして、原作から飛び出てきたかのようなイメージぴったりの兄弟妹が誕生した。

また、この度解禁された写真は、成長し多感な時期を迎えた3兄弟妹の様々な表情を切り取ったもので、物語の中で様々な壁にぶつかりながらも成長していく3人の姿を想像することができる写真となっている。

<STORY>

⾳信不通だった父が2年ぶりに家に帰ってくる。長谷川家の次男・薫は、その年の暮れに実家へと向かった。けれど兄の一(ハジメ)の姿はない……。薫にとって幼い頃からヒーローのような憧れの存在だったハジメは、2年前のあの日、亡くなった。そしてハジメの死をきっかけに家族はバラバラになり、その灯火はいまにも消えそうだ。そのつながりを繋ぎ⽌めるかのように、薫は幼い頃の記憶を回想する。それは、妹・美貴の誕生、サクラとの出会い、引っ越し、初めての恋と失恋……長谷川家の5人とサクラが過ごしたかけがえのない日々。やがて、壊れかけた家族をもう一度つなぐ奇跡のような出来事が、大晦日に訪れようとしていた──。


■映画『さくら』

現在公開中
出演:北村匠海、小松菜奈、吉沢亮、小林由依(欅坂46)、水谷果穂、山谷花純、加藤雅也趙珉和、寺島しのぶ、永瀬正敏
配給:松竹

(C)西加奈子/小学館(C)2020「さくら」製作委員会


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