黒木瞳監督、無事映画公開に安堵!「スタッフや共演者に支えられた」

映画・舞台 公開日:2020/11/07 18
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映画『十二単衣を着た悪魔』公開記念舞台挨拶が7日、都内で開催され本作で監督を務めた女優の黒木瞳、出演者の三吉彩花、村井良大、笹野高史が登壇した。


本作は、脚本家で小説家の内館牧子の小説「十二単衣を着た悪魔 源氏物語異聞」を、女優として活躍している黒木瞳がメガホンをとって映画化。就職面接に失敗し続けフリーター生活を送っていた雷(伊藤健太郎)が、激しい雷雨に見舞われ「源氏物語」の世界にタイムスリップしてしまったことから起こる騒動を描く。


先月29日に自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕され、同30日に釈放された伊藤健太郎が主演を務める作品ということで、映画が公開されるかどうか、大きな注目を集めていたが、舞台挨拶前に、配給のキノフィルムズから「まずは今回の事件で被害を受けた方に謹んでお見舞い申し上げますとともに、一日も早いご回復をお祈り申し上げます」とコメントが出されると、さまざまな意見があるなか、映画公開に対する多くの人々からのメッセージや、作品に携わったスタッフやキャストたちの尽力を鑑みて、配給会社として映画公開の判断を下したことが説明された。


最初に一人で壇上にやってきた黒木監督は「昨日初日を迎え、全国で映画を観てくださった方、そしてたったいま劇場で観て下った皆さま、本当にありがとうございます」と深々と頭を下げると、「これまで短編を含め3作品で監督を務めましたが、今回もスタッフや出演者に支えられて、作品が完成しました」と安堵の表情を浮かべる。


女優としても数々の作品に出演している黒木監督だが「(監督と女優では)見える景色が全く違います」と述べると「女優のときはスタッフの方々に、監督のときは出演者の方々に感謝しかありません」としみじみと語った。


本作を映画化したことについて「弘徽殿女御の言葉の数々に感銘を受けました」と内館の原作に惹かれたことを明かすと、弘徽殿女御を演じた三吉に対して「僭越ながら女優としても先輩でしたので、『こうするとこう見える』などお芝居の仕方とかをアドバイスさせていただきました。本当にすばらしい弘徽殿女御でした」と賛辞を送っていた。


【写真】役同様美しすぎる三吉彩花(全身カット)


三吉も「すごくカジュアルに接してくださいました」と黒木監督の柔らかさに感謝すると「撮影中もフランクに会話していただき、ご飯にも連れて行っていただきました。お母さんのような、お姉さんのような感覚の方でした」と撮影を振り返る。笹野も「とても柔らかく、現場で怒号が飛び交わない。僕は、これからは女性監督としか仕事をしたくないですね」と発言し客席を笑わせていた。


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