安田顕の役者魂が凄い、20歳離れた役までこなす演技の振り幅に注目

映画・舞台 公開日:2020/11/04 17
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女優の波瑠が主演する映画『ホテルローヤル』が11月13日(金)より全国公開される。波瑠が演じる主人公・雅代の父親、大吉を演じた安田顕の新規カットが公開された。


原作は累計発行部数100万部を超える桜木紫乃の直木賞受賞作。桜木の実家だったラブホテルを舞台にした七編の連作小説を、現代と過去を交錯させ一つの物語へ大胆に映像化。メガホンをとるのは、『百円の恋』や『嘘八百』、昨年のNetflix国内視聴ランキング1位を獲得した『全裸監督』など精力的な活動を続ける武正晴。脚本は、連続テレビ小説「エール」を手がけた清水友佳子。主人公であるホテル経営者の一人娘の雅代を波瑠が演じる。


本作で、ホテルローヤルの経営者で主人公・雅代の父親、大吉を演じた安田顕。


ホテルローヤルで起こる10年近くを描く中で、実年齢よりも上の歳を演じるために、特殊メイクを使ったり、体型を変化させたりして役作りを行った。今回公開された2枚の写真は、劇中で描かれる2009年の56歳の大吉と2019年の66歳の大吉。どちらも実年齢より10歳20歳と上の年齢を見事に表現し、安田顕だからこそ演じられる幅のある面白い役となった。この2枚の写真を見るだけでも、10年という時代の変化を感じさせ、その間に起こるホテルローヤルの様々なドラマを想起させる。「20歳上が演じられるならば、20歳若い大吉も演じてみたかったです」と話す安田の演技の振り幅に注目だ。

原作者・桜木紫乃は、「本当に北海道の親父でした。こういう人、親戚にいますよね。やっぱり北海道の親父ってあんなふうに怒鳴るんですよ」と、北海道の親父そのものであると太鼓判を押す。安田自身も「自分の親父に似ています」とコメント。

病に倒れた大吉が入院しているシーンの撮影現場を訪れた桜木は、「病院のベッドで横になっているシーンを撮り終えた安田さんがモニターのある部屋に現れ、『桜木さん、どうでしたか』と訊ねられたのですが、病人メイクは間近で観るとゾンビ。怖くてドン引きしてしまいました。『あ、こんな顔ですもんね』と安田さんに謝らせてしまうという失態。あの日の自分は大馬鹿野郎です。安田さん、ごめんなさい」と撮影エピソードを明かした。


コメディからシリアスな役まで様々なキャラクターを演じ分けてきた安田顕の新たな一面を時代の流れとともにに垣間見ることができる本作は必見。映画『ホテルローヤル』が11月13日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー。

■『ホテルローヤル』
11月13日(金)より TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
出演:波瑠 松山ケンイチ 余貴美子 原扶貴子 伊藤沙莉 岡山天音 正名僕蔵 内田慈 冨手麻妙 丞威 稲葉友 斎藤歩 友近 / 夏川結衣 安田顕
配給:ファントム・フィルム
(C)桜木紫乃/集英社 (C)2020映画「ホテルローヤル」製作委員会

※本記事は掲載時点の情報です。

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