俳優の伊藤健太郎が21日、都内で行われた舞台『両国花錦闘士』の製作発表会見に大鶴佐助、大原櫻子、紺野美沙子、りょうと出席した。
担いだまわしで股間を隠す半裸姿をポスターで披露している力士役の伊藤は、街中でのポスター掲載に「ぜひやめていただきたい!友達からも『凄いビジュアルだね!』と言われた」と大テレで「ポスターの撮影中は全裸なんですけど、顔だけはファッション誌を撮っている顔をしてほしいと言われて…。情緒不安定な形でやりました」と舞台裏を明かして笑わせた。
まわし姿で舞台に立つことについての抵抗感は「まったくございません!」と断言し「この仕事をしていると感覚がおかしくなって、裸でいても恥ずかしいという抵抗感も感覚もなくて。まわし姿で舞台上に立つことへの抵抗感はありません」と強調。現在体作りのためにジムに通っているそうで「今現在も筋肉痛の毎日で大変ですが、もっともっと頑張らなければいけない。まわし姿で舞台に立った時に恥ずかしくない姿にしたい。今は体重68キロくらいですが、72キロくらいまではいきたい」と役者魂を燃やしていた。
『両国花錦闘士』は、明治座・東宝・ヴィレッヂというそれぞれ歴史もカラーも異なる三社から、同じ年齢の男性プロデューサー3名が立ち上げた“三銃士企画”第一弾公演。人気漫画家・岡野玲子による相撲をテーマにした同名漫画を舞台化する。2020年12月5日から23 日まで明治座での東京公演を皮切りに、来年1月には大阪・新歌舞伎座、福岡・博多座で上演される。
相撲嫌いの記者役の大原は「実際に相撲を見たら、面白いスポーツだと思ってファンになりました。相撲について勉強をしている途中ですが、相撲嫌いな記者役なのにどんどん相撲を好きになってしまい…。マズイなと思っています」と悩んでいた。