芦田愛菜が号泣、萌える人続出の学園シーン公開

映画・舞台 公開日:2020/10/19 3
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芦田愛菜の6年ぶりとなる待望の実写映画主演作『星の子』(公開中、配給:東京テアトル、ヨアケ)より、主人公のちひろが泣きながら親友に思いを打ち明ける本編映像が公開された。



本作で芦田が演じるのは、撮影時の自身と同じ中学3年生の少女ちひろ。“あやしい宗教”を深く信じている両親のもとで多難な青春に翻弄されるちひろの複雑な感情を圧倒的な演技力で表現し、新たな女優としてのあふれんばかりの才能と輝きがほとばしる。原作は『むらさきのスカートの女』で第161回芥川賞を受賞した今村夏子。いま最も次作を期待されている気鋭の作家であり、本作が初の映像化作品となる。監督・脚本は『日日是好日』『MOTHERマザー』の大森立嗣。音楽の世武裕子をはじめ、『日日是好日』のスタッフが再集結し、少女の繊細な揺らぎを大切に描き出した。

今回解禁となるのは、一目惚れし、授業中も似顔絵を描き続けていた南先生との間に事件が起き、ちひろが耐え切れず涙を流すシーンだ。「あいつ性格悪いね」とハンカチを差し出す親友のなべちゃん。そこに、なべちゃんの彼氏の新村が来て、泣いているちひろに驚き、「どうしたんだよ?」と尋ねると、「公園で見た怪しい人、うちの親なんだ」とちひろは打ち明ける。なべちゃんと新村は、南先生に夜の公園で奇妙な儀式をする両親を見られたとき、一緒に南先生の車の中にいた。なべちゃんは怪しい二人がちひろの両親だとわかっていた。新村は「まじで?」と再度驚き、謝るちひろ。だが、「謝るなよ。オレ、カッパだと思った」と真面目に慰める。両親が水をかけたタオルを頭にのせると風邪をひかないと信じていることを説明するちひろに、なべちゃんは否定もせず、ただ、「あんたは?」と問いかけるだけだ。「オレも全然風邪ひかないけど」と天然な新村に、「あんたはバカだから」とつっこむのもなべちゃんだ。

芦田は、ちひろを演じるにあたり、「ちひろは宗教や両親のことで悩むときもありますが、学校に行けば心許せる友だちがいてつらい思いを打ち明けられたり、ちひろの多面的な部分を表現したいと思いました」と語るが、そんな寄り添ってくれる親友の存在ややさしさに共感し、笑いながらも胸が締めつけられるシーンだ。

ちひろとなべちゃんは、他のシーンでも恋バナや合コン話を繰り広げ、そのバディ感も反響をよんでいる。


『まほろ駅前』シリーズや『セトウツミ』などバディ・ムービーが得意な大森立嗣監督ならではのセンスが冴え、ちひろの何気ない学校での日常も印象的に描き出した。

そんな学校シーンの撮影について、「なべちゃん(新音)や新村くん(田村飛呂人)と一緒にいるときは、本当に学校にいるような感じで、毎日、笑いが絶えない楽しい現場でした」 と芦田は振り返る。

新村役の田村飛呂人は、オーディションで選ばれ、映画初出演のため、3人のシーンは大森監督自らワークショップを開いて、役と向き合う時間をとった。大森監督は、これまでも、『タロウのバカ』のYOSHI 、『MOTHER マザー』の奥平大兼など新人発掘や演出に定評があり、永瀬正敏も田村のシーンが「居がちな感じで(笑)良かった」と気に入ったようだ。3人の絶妙なやり取りは、本作の温かみやおかしみを感じさせる重要なシーンとなり、学園ドラマとしてもたくさんの見どころを作り上げた。

■『星の子』
キャスト:芦田愛菜 岡田将生 大友康平 高良健吾 黒木華 蒔田彩珠 新音 永瀬正敏 原田知世
監督・脚本:大森立嗣(『日日是好日』)
原作:今村夏子『星の子』(朝日文庫/朝日新聞出版刊)
配給:東京テアトル、ヨアケ
(C)2020「星の子」製作委員会


※本記事は掲載時点の情報です。

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