橋本環奈の新たな挑戦、大切にしたのは“言葉”と“距離感”

映画・舞台 公開日:2020/10/02 19
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――詩凪が一也をビンタするシーンもありました。


「テストだったかな?本番だったか、一回やったとき、“ペチン”という感じのビンタになってしまって。“もうちょっと思いっきりビンタをして欲しい”って久保監督に言われたんです。監督は“もうやっちゃえ、やっちゃえ!”って感じで楽しんでいたみたいなんですけどね(笑)。大樹くんも“全然痛くないから大丈夫”って言ってくれたので、思いっきりビンタをしたら、わりとしっかり入っちゃいました(笑)」


――共演者には佐藤大樹さんのほかにも佐藤流司さんや杏花さんたちの同世代の方もいらっしゃいました。


「大樹くんはすごくコミュ力が高いんです。私もあまり人見知りじゃないので、流司くんや杏花ちゃんとはすぐ仲良くなりました。基本的に現場のムードメーカーで、みんなを笑わせて盛り上げてくれるのが流司くん。杏花ちゃんはいつでもどこでも話を聞いてくれて、笑ってくれて。彼女は一番年下なのに、一番しっかりしているって現場では言われていました(笑)」


――4人が仲良くなったきっかけはあるんですか?


「地方ロケだったので、みんな前日から現地に泊まりに行っていたんです。撮影が始まる前日に4人でご飯へいきました。そこでもう意気投合して。初日、部室のシーンを撮ったら久保監督が“前日のリハより雰囲気がいいんだけど、どうしたの?”って言うほどでした(笑)」


――ではタイトルにちなんで、最近読んだ小説を教えてください。


「それこそ詩凪は辻村深月さんのような作品を書く小説家と言われていたので、辻村さんの作品はかなり読み込みました」


――元々、小説はよく読むタイプなんですか?


「はい。ただ子どものころはあまり読むタイプじゃなかったんです。けれど中学生に上がるとき、是枝(裕和)監督の『奇跡』という作品に出させていただいて。そのとき是枝監督が“小説をたくさん読んだほうがいいよ”って言ってくださってから、読むようになったんです。そしたら、本ってこんなに面白いんだ!って思うようになったのがきっかけでした。中学からはたくさん小説を読むようになりました。といってもコアな作品とか隠れた名作とかではなく、有名な『ハリー・ポッター』シリーズやランキングで1位になった作品ばかり。あとは本屋のポップを見て買うようになりました」


――最近のお勧め作品はありますか?


「『小説の神様』の公開が延びたとき、Twitterでも紹介させていただいたんですが、瀬尾まいこ先生の『そして、バトンは渡された』。4回も名字が変わった女の子の物語で。家族の絆は血の繋がりだけじゃない、血が繋がってなくても愛情は注げるものだ!って感じた作品でした。面白かったので、ぜひ、みなさんにも読んでいただきたいって思った小説です」


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