橋本環奈の新たな挑戦、大切にしたのは“言葉”と“距離感”

映画・舞台 公開日:2020/10/02 5
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佐藤大樹と橋本環奈がダブル主演を務める映画『小説の神様 君としか描けない物語』が、ついに10月2日(金)公開決定。相沢沙呼の同名小説を原作にメガホンを握ったのは『HiGH & LOW』シリーズを手掛けた久保茂昭。自分を見失った売れない高校生小説家・千⾕⼀也(ちたにいちや/佐藤)とヒット作を連発する売れっ子高校生小説家の小余綾詩凪(こゆるぎしいな/橋本)に下されたミッションは、2人で協力してベストセラー小説を生み出すこと。だが、一也は詩凪の誰にも言えない大きな秘密を知ってしまう…という物語。

今回の小余綾詩凪という役どころを「新たなる挑戦」ととらえる橋本は、どのような思いで演じているのかを詳細に聞いてきた。




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――まずは原作、脚本を読んだときの感想から教えてください。


「最初に原作を読んだとき、詩凪の影のある感じや、悩みを抱えているところがすごくいいなって感じていて。強がっているところも、最後の“あっ、こういう悩みを抱えていたんだな”ってところに繋がりますし、みんながどこか共感できるような役柄だって思いました。作品としても、好きって感情をあきらめないところがステキですし、夢に向かって挑戦するところも好きです。一也と詩凪が共作して1本の小説を描く姿に胸を打たれたので、撮影するのがとても楽しみでしたね」


――今回、橋本さんが演じるのはドSな性格の売れっ子高校生小説家・小余綾詩凪。撮影の際に心がけていたことは?


「すごく強がってはいるけれど、詩凪は元々、強い女の子じゃないんです。クラスの人気者で表向きはすごく社交的。でも、小説家の部分では別の顔があって。小説を書いているときは周りが見えなくなるほど没頭してしまいます。そして一也に悩みを打ち明けるときは、伝えるというより自分が作品に入っていく彼女の無邪気さを意識して演じていました。そんな中、久保(茂昭)監督に言われていたことは一也との距離感」


――距離感ですか?


「はい。久保監督は“今は5メートルぐらいかな”“今、2メートルになった”“ここは30センチぐらい近づいている”ってシーンごとに数字で2人の距離感を表してくれたんです。だから向き合って話していても、距離が遠いときもあって。その距離感を軸にして芝居を作っていた部分もあります」


――小説家を演じるという部分においては?


「セリフは脚本で決まっているんですけど、小説家だからこそ言葉に重きを置いてしゃべるんじゃないかって思っていて。説得力を持たせるため、彼女ならすべてのことにおいて自分が納得していないと話すつもりはないだろうな、ということを意識しながら演じていました」


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